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2001 February


第232話 2001/2/1(木)

▼忙しいし、眠いし、寒いし。いつものことだけどやるきなし。

▼アヴァロンのサントラは、再プレス分が流通し始めたようで、秋葉原にも並んでいた。てことでゲット。トラック12が特にお気に入り。

▼そういえば忘れていたけど、こんなものを予約してみたり。それも、セイラさん付きのボークス限定バージョンの方だったりするし。イカンなぁ、ファースト関連の製品だと無条件で買ってしまう癖が付いているな。


第233話 2001/2/2(金)

▼いつもの鬱だ。今の状況はすべて自分が悪い気がしてきた。なんだか会社を辞めてお詫び&精算したい気分。

▼昨年末に朝日に載ったペンギンの記事の続報。どうやら転ぶことはないらしい。残念至極。


第234話 2001/2/3(土)

▼珍しく目覚まし無しに気持ちよく起きれた。会社に行くと、誰もいないオフィスにH沼君が一人ポツンといた。「相談したいことがあったんだけど、誰もいないんですよ」って土曜日なんだから当たり前。最近、忙しいみたいだけど曜日感覚まで無くしていたか。ビデオのレンダリングマシンを新たに組むそうだが、デュアル好きのH沼君にはちょっと時期が悪かったかな。今は、安くて安定したデュアル環境が作りづらいからね。

▼その後は、秋葉原に行ってからいつもの徹夜作業。

▼鬱はちょっと回復。ダメだなぁ、鬱になるとどうも人当たりがきつくなる。言わんでええことまで言うてしまう。


第235話 2001/2/4(日)

▼ま、普段通り。

▼買った本。樋口大輔「ホイッスル!(15)」(集英社)、尾田栄一郎「ワンピース(17)」(集英社)、徳弘正也「狂四郎2030(9)」(集英社)。

▼本日の読書。ケン・スミス(山形浩生 訳)「誰も教えない世書の読み方」(晶文社)
 子供の頃、プロテスタントの教会が経営する幼稚園に通っていたのが縁で、小学校の4年生くらいまでは毎週日曜日に教会へ通っていた。今から思えば、半分くらいは遊び感覚で、友達と会えるから行くぐらいの軽い気持ちだったけど、ボランティア活動などいろいろとやった記憶がある(これでも聖歌隊やってたんだぜ、白いポンチョみたいなのを着て)。その頃から思ってたことがある。「神様って何で不親切なの?」「人に足へキスさせるなんてイエスって偉そう」「イエスの家族ってどうしてるんだろう?」etc,etc..。たぶん聖書には書いてあるのだろうとは思ったけど、冒頭から始まるイエスの家系を示す名前の羅列にめげて、通読したことはなかった(その頃は本を飛ばしながら読むことはいけないことだと思ってた)。

 話がそれたけど、この本は聖書をネタにした、トンデモ本シリーズみたいなもので(山形浩生自身も本家と学会に「アイアンマウンテン報告書」でネタにされたことがあるけど)、聖書の記述を全部字面通りに追って、矛盾、どう見てもウソ、気狂いじみた記述なんかをあげつらっていく。軽く読める良い本だし、これで聖書に興味が湧けば、最近の硬めの聖書学の本を読んでみても言いんじゃないかな。一時期、死海文書がらみの本を、律儀に読んでいたワタシとしても、ようやくまっとうかつ面白い聖書の本を読めた気がする。訳者あとがきで山形が、死海文書関係の本を十把からげに切って捨てているけど、ホントに日本で出たのにはろくな物がなかったからね。

 山形といえば2月下旬には「山形道場」も出るみたい。bk1には早くも本人による書評が付いていたりする(笑)。自分でまとまりのない本なんていっちゃってるけど、この人の活動自体がまとまりがないので当たり前でしょ。


第236話 2001/2/5(月)

▼一日中PCいじり。ほとんど使っていなかったフルタワーのAthlon 500MHz(K75コア)マシンからパイオニアの6倍速DVD-ROMドライブ(フェーズ1)とMaxtorの20GB(8GBプラッタ)Matrox Millennium G400 MAXを取り外して、メインのファイルサーバ兼シスログサーバ兼SETI@Homeクライアントマシンに移植。ついでに合計3台入っていたIBMの7,200回転SCSI HDDを1台に減らす。これでだいぶマシンが静かになったうえ、HDD容量も倍増。で、こっからが難題で、Windows NT Workstation 4.0をWindows 2000 Professionalにアップデートする。前回試したおりは、どうあがいてもインストール時にホストアダプタのSymbiosチップを認識しないので断念したが、今回はブートパーティションにNT4.0の環境とNTローダを残すことで、何とか上手くいった。

 メインマシンをWin2kにした理由は、リージョンフリーのDVDプレーヤに仕立て上げるため。プレイステーション2はリモコンを使いたいがためにファームをバージョンアップしてしまい、リージョン1のディスクがかからなくなってしまっていた。それに、元のAthlon 500MHzではだいぶ力不足なうえにフルタワーマシンの3個のファンが五月蠅いことと言ったら、おちおち画面に集中できやしない。これで後はソフトウェアDVDプレーヤを買ってくるだけー。


第237話 2001/2/6(火)

▼一日中、寝てました。

▼うー、仕事用のデータベースを全然メンテしてないよう。あとが怖いよう。


第238話 2001/2/7(水)

▼しまった、おお寝坊。しかも、トラブルがいろいろと発生。大したことでないトラブルでも、積み重なるとボディブローのように効いてくる。

▼ソフトウェアDVDプレーヤを購入。リモコン目当てでWinDVD Areanaにしてみた。PowerDVD VR-Xにもリモコンが付いているが、WinDVDの方がデコードエンジンの評判がいいのと、リモコンでマウスエミュレーションが可能な点に引かれた。ただし問題が一つ発生した。ウェズリー・スナイプス主演のBLADEのディスクが再生できない。このディスクは製造に問題があるらしく、UDFフォーマットの互換性の問題でWindows 2000のエクスプローラ上からはファイル操作が不可能なのだ。しかしPowerDVD VR-Xの体験版ではきっちりと再生できるので、かなり残念。仕方がない、PowerDVDの方も買ってこよう。


第239話 2001/2/8(木)

▼昨日以上の大寝坊。そろそろ社会人失格だな。

▼秋葉原に出たついでに、PowerDVDを買った…、のではなく何を血迷ったかこんなモノを購入。早速、IBMの7,200回転ドライブを納めてみると、かなりの騒音ダウン。だが、そうなると今度は他のドライブ・ファンが気になってくる。きりがないなぁ。


第240話 2001/2/9(金)

▼鬱のピーク。逃げ出したい。ただいるだけの自分に耐えらない。自分がここにいて良いとはとても思えない。自分に何か出来るとは思えない。自分のしていることすべてが欺瞞に見える。早く終わりにしたい。


第241話 2001/2/10(土)

▼いきなり全快。そりゃ一日で数十人からの人間に取材(会話)すれば鬱も吹っ飛ぶちゅうねん。まだ、一人きりになるとやばいけどね。

▼それは「人の話を聞く」の意味がちゃうねん。先生が言っているのは「人の話を黙って聞いて、素直にうなずけ」ってことやろ(笑)。まぁ、一対複数での面接では、誰かが悪者に成るっちゅーのは良くあるパターンやけどね。修論(というか大学)でそれが一般的かどうかは知らんが。

▼畠山けんじ・久保雅一「ポケモンストーリー」(日経BP社)
 粗筋だけなら典型的なサクセスストーリーなのだが、ポケモンという世界最大のキャラクター群を対象にしたことと、現場の人間が実際に書くことで、面白くてためになる「お話し」になっている。誰もがメディアミックスと簡単に口にするが、ゲーム・アニメ・マンガ等々それぞれを構成する現場の人間の努力は並大抵のモノではない。しかし、この本の中で最も脅かされるのは、ポケモンの誕生でもなく、ポケモン市場の規模でもなく、はたまたキャラビズの複雑さでもなく、コロコロコミックの編集者・久保雅一という人間のバイタリティだったりするのは、著者達の計算なのだろうか。


第242話 2001/2/11(日)

▼前日から徹夜で突貫作業。いつものヤツです。

▼夕方から某M社の方が来る予定だったがドタキャン。おかげさまで早くけーれることになりました。


第243話 2001/2/12(月)

▼休みだっちゅーのにえらい早起きする。起き抜けにYさんからモーニングメール、さすがしっかりしている。なんだか数人ドタキャンがあったようだが一応開催らしい。てことで足立区方面へと電車でゴトゴト揺られていって、i社内有志によるカート大会に参加。

 ケータイ関係のYさんが発起人になって始まったのだが、今回は集まりが悪くちょうど5人。時期が悪いよね、月刊誌はそろそろ追い込みだもんな。参加できたのは某マガジンのT橋さんとY田さんに、T橋さんのお友達の某プロバイダ勤務の「人妻」さん(人妻だということ以外は名前すら失念(笑))。

 しかし、カートは手首に来るなぁ、とても原付と同じ50ccのエンジンだとは思えない横Gだった。それにしても、自己紹介したときに、うら若き女性(たぶん同い年くらい)で、人妻(俺もこだわるな)な人に「いつも読ませていただいてます」と言われたのは驚いたね(仕事の方のWebのコトね)。エロサイトでもないのに女性読者比率が1%という「男」メディアの担当者としては、嬉しくて泣けてきた。

▼終わった後は、男連中で今度はビリヤード。ただの道楽モンの集まりになってるな、コリャ。

▼さすがに疲れたので、この日は日付が変わるやいなや、布団に入った。


第244話 2001/2/13(火)

▼夕方まで爆睡。

▼起きてから、自宅メインマシンのデュアルプロセッサ化に取り掛かる。
 1,マシンを開ける
 2,空いているスロットに買ってきたCPUを差す
 3,起動させてデバイスマネージャからカーネルを「ACPIマルチプロセッサ」に変更
 4,再起動
あっけなく終了。NTの頃とはえらい違いだ、楽でいいねぇWindows 2000は。ついでに、ブートパーティションに残っていた古いNT 4.0を消して、FAT32に変換してWindows 98のインストール。まったく同じハードウェア環境で、98と2000でDVD再生能力がどう変わるか試してみる。なんと、98の方がかなり綺麗で驚いた。ジッターも多少出ているが、それ以上に解像感が上がっていて、明らかにPS2よりは上。コレなら、国内向けのディスクも全部PCで再生してもいいなぁ。PS2の存在感がますます薄くなる。


第245話 2001/2/14(水)

▼仕事で秋葉原に出たはずが、私用の買い物ばかり。

▼買ったもの。くらもちふさこ「天然コケッコー(1〜2)」(集英社)、あいざわ遥「カラフルパレット(1)」(集英社)、杉崎ゆきる「ブレンパワード(4)」(角川書店)、曽我篤士「∀ガンダム(1)」(講談社)。このほかにDVDが「マグノリア」「バージン スーサイド」「キューブ」「親指トムの冒険」「シュリ」。


第246話 2001/2/15(木)

▼何やってたか忘れました。

▼ようやく「地獄の黙示録」を見終わる。うん、ホントにただの気狂い映画だわ。冒頭にある、ワルキューレの騎行をバックに流した、ヘリでの攻撃シーンは格好いいんだけどね。


第247話 2001/2/16(金)

▼今日も秋葉原。書泉ブックタワーでハロルド作石「BECK(6)」(講談社)と、くらもちふさこ「天然コケッコー(3)」を購入。

▼「奪われし未来 増補改訂版」(翔泳社)
 昨今の環境ホルモンブーム(?)の火付け役が、その後の新たな動きや、日本国内に関するデータなどを追加しての再刊行。以前はまったく考慮されていなかった有機物質が内分泌系に及ぼす影響の大きさに、只々背筋を寒くするばかり。著者達の提言する、疑わしき物質は罰するべきという方向性には賛成だ。ただし、一部に見られる「無力な消費者」像を強くアピールする点には、なじめない。未だに、企業側と消費者側にくっきり色分けされてしまうのは、いかにもアメリカ的でわかるが(日本だとこの辺が崩れてるよな)。もう一つ、企業側でも、消費者運動でも、自然保護活動でもない、方向性って言うのはあり得ないのだろうか? 斎藤貴男「機会不平等」でも思ったが、最近は支配者層と被支配者層、管理者と被管理者という視点が多くなってきたけど、コレって違和感があるんだよな。もうちょっと考えてみる必要があるかな。


第248話 2001/2/17(土)

▼仕事じゃ、仕事。寝坊したせいで、大ピンチ。

▼<メモリー増えたら分かるかも>
 イヤ、ダメでしょう(笑)。


第249話 2001/2/18(日)

▼今日もお仕事、しかも家に帰ってないし。そろそろ月刊誌も追い込みなので、フロアにはお仲間が一杯。ついでに、書籍も追い込みらしくて、やたらたくさん人がいる。

▼ずるずるずるずるずるずる引き延ばしてしまって、22時終了。げぇー、リブロもジュンク堂も寄れねぇじゃん。替わりに、地元駅前の古本屋で一条ゆかり「正しい恋愛のススメ(1)」(集英社)と、槇村さとる「ピタゴラスの定理」(集英社)なんかを買ってみる。うう、ようやく気づいたけど牧村さとるって全部のマンガが同じなんだよな。一条ゆかりって全部のマンガがぶっ飛んでるんだよな。


第250話 2001/2/19(月)

▼起きると夕方。メールチェックしているうちに日暮れに。トラブルとは言えないようなトラブルが発生。あんまりなメールの言いぐさに、いつもの「腰は低いけれど絶対に謝らない」メールを書いて返信。これに向こうが噛み付いてきたら楽しいかも。それにしても、俺自身も含めて俺の周りには、普段穏和なくせに売られたケンカは絶対買うヤツが多い気がするぞ。これ読んでいるオマエだよ(笑)。

▼突然思い立って秋葉原に行く。案の定、ネタがゴロゴロと転がっているので、取材してまわって編集部に行って記事にする。15分ほど早く某A社より先に記事をアップロード。ヘッヘッヘッ、勝ったぜ(バカ)。別に仕事がしたいわけじゃないんだけどさ、自分に出来ることをしないのはイヤなんだよね。

▼ムリに時間を作って、閉店間際の書泉ブックタワーに駆け込んで、くらもちふさこ「天然コケッコー(4〜5)」(集英社)ゲット。サイゾーとHiViの今月号も早く買わなきゃ。


第251話 2001/2/20(火)

▼DVD&LDの処理。「シュリ」は人に勧められて見たのだが、そんなにヒットするような映画か?コレ。できの悪い日本映画の寄せ集めにしか見えなかったぞ。ガンアクションは結構出来が良いんだけれど、ストーリー、設定、演技ともにハリウッドにはほど遠い。30点。
 「オネアミスの翼」は、今頃になってデッドストックのLDを新品で買ってみたりした。今買うんならスクイーズ収録されたDVDの方が断然、お買い得のハズなんだけれど、たまにはLDプレーヤも動かさないとね。中身は素晴らしいの一言。ストーリー、作画ともアニメはここで一度完成してんじゃん。この後の物は全部オマケなのカモ:-b てことで98点。

▼昨日の日記で偉そうなことを言った割りに、全然トラブルの種を解決するのを忘れていた。だけど、時間的にもデータ的にも処理できるのは明日の夜以降になりそう。うう、メール読むのが怖いよう。

▼<何かこう、間違った受け継がれ方をしているような気がするんだが(笑)
 文化とは、そういう郵便的誤配によって紡がれていくものではないのかね?(笑)


第252話 2001/2/21(水)

▼今日の仕事は、以前まではムチャクチャ重かったんだが、最近スケジュールを見直したおかげでだいぶ楽になった。とは言え、昼過ぎに家を出ていちゃあ仕方がないんだが。

▼うあわああぁ、やっぱりメールが来た。しかも、またむかつく文面。そのまま返信すると、またのっぴきならない文章になってしまいそうなんで、思い切ってなかったことにする。今度会ったときに謝って、それでも文句言いやがったら、それでお終いにしてやる。

▼あ〜あ、隣の部署の新人君が辞めちゃった。一週間保たなかったかぁ。ちょっと編集長がきつく叱りすぎたのもあるけど、あれじゃあちょっとなぁ。契約社員として雇ったのにHTMLの書き方や、メディアとしての心得から教えなきゃならないのは問題ありすぎ。面接したのも編集長なんだけどね。

▼それにしてもうちの部署は、人の定着率悪すぎ。俺が入ってから3年とちょっと経つけれど、その後に同じ部署に6〜7人が入ってきて残っているのが2人。そして大抵が1ヶ月以内で辞めてしまい、最短が2日ってのもあったっけ。

こんなモノコレとセットで買ってみる。届いたのは月曜なんだが、今日になってようやくD端子ケーブルを買ってきてテレビと接続。早速いろいろとDVDを試してみるが、さすがプログレッシブ出力。死ぬほど綺麗だ。トイストーリー見たいなCG物だと、ドットの一つ一つがハッキリ見えるほど。これで完全にPS2はお役ご免かな。


第253話 2001/2/22(木)

▼今日は会社でひたすらデスクワーク。う〜ん、良い記事が書けた、と自画自賛。今週は調子がいい。

▼佐藤マコト「サトラレ(1)」(講談社)
 この単行本で、連載時に読み逃していた連載第1話と第2話を、ようやく読むことが出来た。第1話のラストでは声を出して笑ってしまった。後書きで作者自身が書いている通り、マンガには難しい設定ではあるが、それを苦しみながらも見事なストーリーにまとめ上げている。このマンガを初めて読んだのは3話目からで、この回はマンガの世界観に関する説明がほとんどないストーリーで(この話の舞台が無人島ってのもあるが)、この回だけを読んでも何がナニやらサッパリわからない。しかし、作者が何を描こうとしていのかが、なんとはなしに感じることが出来て気に留まり、5話目のプロ棋士を目指す少女の話しで完全にハマった。一話々々のネームを作るのがとても大変そうなマンガだが、少しずつでも書き続けて欲しいものだ。ただ、欠点もあることにはあって、プロフィールによると何人もの漫画家のアシスタントを務めているそうで、そのためか絵柄にいろんなマンガ家の影響が混ざっているだけでなく、それがキャラクタごとに出方が微妙に違ったりするので読んでて落ち着かない。まぁ、この辺は書き慣れれば問題ないとは思うが。

▼<LDがまだ修理から帰って来ない。あぅあぅ。これみよがしにLDで買いおってからにー(笑)>
 「ブレードランナー」の劇場公開版もLDで買っていたりして(笑)。


第254話 2001/2/23(金)

唐沢議長の日記より。「新学習指導要綱では円周率は3と教える」というのはデマだと知る。じゃあ、この辺で言っているのもデマなわけ? 誰か詳細きぼーん。

▼<オレは違うけどな。ん?>
 スマン、スマン。元々が血の気が多い方だったな。失礼。
それと
 <誰かさぁ『バカのためのSF講座』とか書いてくんねーか?今なら結構売れると思うよ>
 とか言っている時点でダメなのだ。わかるヤツにはわかるし、わからんヤツにはわからん。だからこそSFファンが差別される訳でもある(笑)。

▼犬上すくね「WORK BOX」(ラポート)、鴨居まさね「SWEETデリバリー(5)」(集英社)購入。bk1やamazonを我慢すると、替わりにマンガを買ってしまう。全然、緊縮財政モードになってやしない。

▼ああ、今日も終電がいってしまった。


第255話 2001/2/24(土)

▼お仕事お仕事。ああ眠い。

▼「円周率3騒動」の続報。唐沢議長の日記によると、こちらのページ(http://www2.justnet.ne.jp/~assoonas/UC278.HTML)に詳細があるとのこと。

▼amazon.comから発送のメールが届く。amazon.co.jpでは買わなくても、comならOKという訳じゃないのだが、ドル建てだと何となく安く感じてしまって、思わず注文。別に洋書を読む訳じゃなくてDVDなんだけどさ。


第256話 2001/2/25(日)

▼寝ないでお仕事。ちょっとテンパリ気味。ぐへへへへ。

▼修理したら音が良くなったとか言う前に、どうやったらCDがプレーヤに挟まるんだ??? もしかして、新しいプレイとか試したんじゃないだろうな。

▼あ、忘れていたんでついでに、

松島菜々子さま、

結婚おめでとうございます。

▼現在、午後10時30分。まだ終わらねーよ。ゴメンナサイ。早く帰りたいよ。


第257話 2001/2/26(月)

▼とにかく寝続ける。夕方に起きだしてから、コンビニでマンガチェック。夜中はM原宅へごそごそと。仕事探したり、先生やったり、論文を出版するかも、等々。大変そうやね


第258話 2001/2/27(火)

▼ずーっと寝て、起きて、本読んで、DVDを見て。

▼小谷野敦「恋愛の超克」(角川書店) 話題になった「もてない男」の始末記を皮切りにしているが、「恋愛〜」部分は羊の皮で、中身はオオカミの如し骨太の言論が詰まっている。とまで書くと誉めすぎのきらいもあるが、実際、書き下ろしの「新近代主義者宣言」の稿は、宮台真司、呉智英、宮崎哲弥らの論を下敷きにして、社会問題、環境問題、経済問題を包括する小谷野自身の社会観の一端が語られる。やっぱ、誉め過ぎかも(笑)。手のひらを返して結婚した裏切り者だしねー。本全体の印象は、宮崎哲弥の本に近いモノがある。

▼「親指トムの冒険」(日本コロムビア) 「ウォレスとグルミット」のカメラマンが自ら手がけたクレイアニメーション。ただし「ウォレス…」を想像して見ると、後悔すること間違いなし。とにかくグロテスクで、シュールで、ナンセンスで、悲惨で、変な物語。ビジュアルデザイン的には木城ゆきと「銃夢」に登場するドクターノヴァの研究所のサンプル達が一番近い。が、木城の乾いたシャープな線で描かれているモノとは正反対の印象。映画全体の雰囲気に一番近いのは、花輪和一のマンガと言えば、判る人には判るだろう。面白いんだけど、これは普通の人には絶対に勧められない映画だ。



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