▼一度事務所に向かい、荷物を減らしてから幕張にてCEATEC見学。パーッと見た感じでは、相変わらずケータイ関係が目立っているが、3Gの立ち上げが遅れているせいか、元気がない。KDDIがコンパニオンの数と格好では図抜けていたけど、それでも以前ほどではないなぁ。
ICカード関連では、富士通のブースでe-Japan構想に関連して電子自治体向けのソリューションをデモ。電子投票と申請のシステムで、ショールームで見せているものと同じ物とのこと。電子投票も在宅ベースのシステムを見せており、現実的に直ぐ使える技術というよりも、電子自治体のわかりやすいイメージ付けを優先したもの。
KDDIが先日発表した3G携帯のUMIカードを使ったクレジットカード決済についても簡単な展示があったが、システム自体は思っていたよりつまらないもの。UMIカードにVISAのクレジットカード機能を追加して、あくまでもクレジットカードの代わりとして携帯を利用するというだけ。電子マネーでび利用や非接触型ICの内蔵についてはおいおいということだったが、モバイルSuicaという単語にはやはり反応を示したのが、やはりな、と言う感じ。
あとICカードとは直接関係ないが、三洋ブースの裏の方で、こっそりとセンサー系のデバイスを展示しており、カメラによる顔認識をやってた。置いてあったのはカメラの前を通過する物体から人の顔だけを認識、追跡してデータベースに保存していくというもの。「顔認証にも使えますか?」と聞いたら、もうすでにアプリケーションはできているとのこと。販売例はまだないそうだが。画面を見ていくと、カメラの前を通り過ぎる人の顔を認識すると、その顔を赤い枠で囲んでロックオン!、そして追跡し記録する。いやー、聞いてはいたが、スゴイね。
隅々まで見てまわることはできず、いくつかで話し込んでいるウチにあっという間に閉場時間。あわてて秋葉原にとって返して、定例取材。ネタはなし。全て週末待ちか。
▼CyberShot U20
ううぅ、ムチャクチャ格好いい…。やっぱソニーってずりーなぁ。
▼シグマ SD9
実写サンプル、http://www.dpreview.com/news/0209/02092702sigmasd9samples2.asp、http://www.digitalcamera.jp/report/SD9-020927/index.htm
色といい、解像感といい、暗いところの階調といい、スゴイの一言。これでシグマレンズ専用でじゃなくて、RawじゃなくてJPEGでも記録できれば、このクラスで最強の一眼レフデジカメだったのに…。FoveonのCMOSって結構はやりそうな予感。
▼午前中から三田方面に出かける。2時間たっぷりと面白い話を聞く。予想として考えていたことが、パズルのピタリと当てはまっていく。あとは、このイメージをどれだけ普遍性を持って伝えられるか。
午後からは編集部にて、台湾方面の某メーカーの新任広報担当者とご挨拶。あっちのメーカーに勤務する女性って、大抵がかなりのエリートで欧米での勤務経験もあったりするものだから、何となく怖いイメージがあるんだけど、今日の人はなんだか田舎の中高一貫の女子校から地方の国立大学に進学して就職で初めて東京に出てきました、といった新鮮な感じの女性であった(笑)。
夕方から事務所に移動。徐々にネタは増加。この分だと週末は一杯一杯かも。本屋にも寄れなかったし。
▼六本木、麻布、田町付近はまだまだ再開発し足りないぞ。
▼やはり警察組織というのは、役所の中でも特殊なところなんだなぁ。
▼10倍ズームって便利そうだけど、手ぶれ防止がついていないと屋内じゃほとんど使い物にならないですよ。この手のカメラは、あくまでも運動会でパパが子供を撮る用ですから。
▼今週はずっと書店にも寄れずにいたので、出勤途中にジュンク堂を上から下まで一周するウチに、買い物カゴが一杯。また万札が飛んでくなー、と思っていたらクレジットカードのポイントで商品券をもらっていたのを思い出して、現金は千円札が数枚で済んだ。
それにしても、どこのウェブ書店にも在庫がないどころか、書誌データすらまともに載っているところがほとんどない『非接触ICカード・RFIDガイドブック2003』を当たり前のように置いてあるあたり、さすがだジュンク堂。
昼飯にケンタッキーのチキンを買ってから、事務所で買った雑誌をめくりながらかぶりつく。午後一杯は外で取材。晩飯はコンビニでサラダにサンドイッチにその他諸々。ボーっとしながら写真とデータ整理で夜は過ぎる。
▼朝日新聞 「拉致事件は考え出された」論文、社民党がHPから削除
何で削除させるかな。もったいない。ああいうのはちゃんと残して、社民党がどういう党なのか、末代までわかるようにしておかなきゃ。インターネットや書籍には見ない、読まない自由というのがあるんだから、自分の意見や一般的な事実にそぐわないからといって安易に削除させるんじゃない。論文の中で拉致被害者の家族を露骨に批判しているのなら削除に同意するのもやぶさかではないが、オウムの上裕の本もそうだけど、せっかくああいったリスクになりうる対象の方からカミングアウトしてくれているのだから、安易にその信号を隠すような真似は、かえって社会にとってリスクが高まるだけだと思うんだけどなぁ。
▼最近買った雑誌
▼最近買った本
▼最近買ったマンガ
▼未明に一度寝て、9時に起きて作業再開。12時からまた外で取材。昼飯はトプカでムルギカレー(チキン)。最近、カレーばっかり喰っていたせいか辛さに少し慣れてきて、トプカの辛さなら普通に食べられるようになってきた。それでも、食い終わるとしばらくは汗が止まらないが。晩飯は、コンビニでサラダとハムとチーズのサンドイッチ。午前2時過ぎまで作業を続けて、一度仮眠。
▼買ったDVD
▼買ったDVD
▼寝たり起きたりを繰り返しながら、チョコチョコと記事をアップデート。昼飯は玄で玄菜麺と屋台でドネルサンド。午後10時に原稿完成。
校正待ちで時間が空いてしまったので、買った本を読んだり、考えをまとめたり。ようやく自分の立ち位置がはっきりしてきた。
0時過ぎに更新終了。ギリギリで終電に駆け込むが、西武線は保谷止まりで終了。仕方なく清瀬まで歩いていると、突然の大雨。何とかひばりヶ丘まで辿り着き、タクシーで帰宅。
▼社会は重層的なシステムで作られている。行政、企業、地域、学校といった人的システムだけでなく、鉄道、電気、放送、流通といったテクノロジーに依存したシステムもそう。そして、現代社会はそのシステムに対して、皆が信頼を委譲することで成り立っている。システムに携わる人や、またはシステムそのものの原理を知らなくても「きちんとやってくれるだろう」という信任を、意識的にか無意識にかかわらず行なうことで成り立っている。昨今の食品スキャンダルがああも社会的なヒステリーを引き起こしたのは、その信任を裏切ったからこそだ。
では、そういったスキャンダルで騒ぐ人と、それほど騒がない人がいる。その違いは何か。それはたぶんシステムが見えているか見えていないかの違い。そのシステムをぼんやりとした相対としてしか認識せず、ブラックボックスとしてしか見えていない人は、そのシステムにトラブルが起きたとき、システム全体に対して不信感を抱かざる得ない。対して、システムが見えていれば、どの部分が悪いのか、どう対処すればよいのかがわかる。システムのトラブルというものは、システム全体が悪いという例もまれにあるが、たいていの場合はどこか部分の問題であることが多い。そしてシステムの細部を知らなくとも、全体像を掴んでいればどの辺が悪いのかはなんとなくわかるものだ。
IT化が進むことで、社会のシステムは一段と判りづらくなっている。ただでさえ見えないシステムが、電子化されることで人々からより現実感を奪い、システムに対して距離を生んでいる。そして、気がついたときには決定的に何かが変化し、後戻りができなくなっている。それだけのインパクトのあることなのに、その中心的なシステムに対して皆の知識が欠如し、コンセンサスさえ存在していないのだ。一番の問題はシステムそのものよりも、そんな今の状況。だから例えIT化、電子化には賛成であったとしても、黙ったままでいて良いわけではない。
▼家に着いたのは午前5時。寝るつもりだったのだが、届いていたマンガをペラペラめくっているウチに朝の8時に。ここで寝ると、おそらく8時間熟睡コースとなって、地獄を見るのは明らかなので、ラピュタを見て時間をつぶす。
11時にウチを出て、1時から池袋で打ち合わせ。目の前で企画ができあがっていく様子を目の当たりにして感動。雑誌の編集というのはこういうものだったんだ、と初めて知った気分(笑)。自分がどれだけいい加減な環境にいたかあらためて思い知った。やっちゃったもん勝ちでずっと通してきたもんで。
3時過ぎに遅めの昼飯としてこってりのラーメンを一緒に食ってから帰宅。眠気のピークが襲ってきたので、諦めてそのまま寝る。
▼現代は、もしかしたらテロや権力による迫害すらも、リスク評価した上で「社会のコスト」として織り込まなければならない時代なのかもしれない。
▼BizTech NTT西日本、36Mbps対応の無線通信システム
▼ケータイWatch NTTとNTTドコモ、相手の体に触れるとデータ通信できる技術
▼PC Watch 富士通、携帯電話で遠隔操作可能なホームロボット
▼朝日新聞 JR両国駅、「スイカ」利用の乗客から運賃二重取り
▼IC CARD WORLD MasterCardがICカード用アプリケーションM/Chip4を発表
▼BizTech 米IBM、PC用セキュリティ・システムを強化
ハードディスクの規格(ATA)のドキュメントを眺めると、これまではOSレベルでしか対応していなかったセキュリティ関連を、デバイスレベルでもサポートするようになっている。MSのPalladiumやIntelのLaGrandeのための準備はすでに進んでいるのか。
▼財団法人 地方自治情報センター(LASDEC)
住民基本台帳ネットワークシステム全国センター、LGWAN全国センター、GIS普及セミナー、本人確認情報の開示請求について
▼財団法人 医療情報システム開発センター
ICカード利用技術の開発と普及事業
▼国土地理院 GIS
▼e-自治体協議会
電子自治体に関するアンケート結果要約(PDF)
▼データマイニング データマイニングラボラトリ、データマイニング・オリンピック、日本行動計量学会、日本マーケティング協会
▼昨日の寝不足を取り戻す分、たっぷり寝る。午後から出社したら、月刊誌のT編集長に捕まって臨時の打ち合わせ一件。あとはひたすらコピーマシーン。残りの時間は原稿書き。思ったより筆が進まず、とりあえず写真を撮って、アウトラインだけ仕上げてから帰宅。
▼このDVDを買ったと、うっかり口を滑らせたら、危うくレビューを書くはめになるところだった。当然、F大先生を差し置いて書くわけにはいかないので、丁重に辞退しましたが(笑)。
▼Game Watch バンダイ、2足歩行で多彩なアクションが楽しめるくまのぬいぐるみ「うごくまモーフィン」
▼朝日新聞 ジャマイカ戦の代表22人発表 サッカー協会
記事の最後に、8日の朝刊に載った「お詫び」がある。
▼朝日新聞 小柴東大名誉教授にノーベル物理学賞 日本人3年連続
▼AV Watch ソニー、小笠原伯爵邸で「Live with Sony 2003」を開催 ―プラズマベガ、コクーン、ルームリンクなどを展示
週刊 買っとけ! DVD 恋と浪漫と大冒険!! 他には何もいりません!「天空の城 ラピュタ」
アツいなぁ(笑)。
▼bk1 岡田斗司夫 2002年夏コミ4部作
こっちで販売しているのと同じモノ。bk1だとカードが使えて24時間出荷になっている。
▼朝っぱらから大崎で予想外に小さなイベントを見学。午後は歩いて御殿山へ。終わったら電車で秋葉原に。夜中はデータ整理。終電2本前で帰宅。
▼ウェブから申し込んでから、正式な書類を一月近くほったらかしていたソニーバンク。昨日ようやく書類を送ったら、翌日にはメールで手続き完了のお知らせが来た。原本から何からデータベースでのみ管理しているがゆえの早さなのだろうが、ちょっと驚き。
▼朝日新聞 田中耕一氏にノーベル化学賞
企業に所属する技術者が受賞。測定機器の開発者に賞が授与されたことに、選定側の思惑を感じなくもない。
▼毎日新聞 眼鏡完全一体型のディスプレーシステムを公開
▼BizTech 勢力争いは激化、「超小型メモリーカード」
▼寝坊して松下の発表会に行き損ねる。別にあゆのファンではないが、以前に同じ部の女子が発表会であゆを見たら「鼻血が出た」といっていたので、コレはぜひ一度実物を拝まねば、と思っていた次第。いや残念(笑)。
午後は久方ぶりの某メーカーさんにご挨拶。広報の人は、もうずいぶんと顔なじみなんだけど、もう一人の女性がコレがまた関西なまりで変に押しの強い人で弱る。そういや、このメーカーの女性ってこんな人ばっかりの気がする。
夜中に一度編集部に戻って、コピー取り&雑談。某社から某社に移籍した同業他社の方々のお話しで盛り上がる。いくら何でもいろんな会社の人がいる発表会で「何で辞めたの?」って大きな声で聞くのはどうかと思うが(笑)。
終電まで先週から持ち越している原稿の作業。結局終わらないまま週末に突入。これはもう月曜までに終わらないと見た。さてどうしよう。
▼PC Watch 松下、光学12倍ズーム/200万画素機「DMC-FZ1」 ~光学手ぶれ補正機能を搭載
▼秋葉原にデロリアンが登場。実物を見たのはコレで2度目。
▼AV Watch NEC、単体でEPG録画できる80GB HDDビデオレコーダ
カノープス、USB 2.0対応のTVキャプチャユニット「MTU2400」-PC用では世界初のドルビーデジタルエンコーダを搭載
▼復活。更新しろ、との命令が降ってきたので戻ってきました。
▼ほとんど寝ないまま朝一で羽田へ向かい、札幌へと飛び立つ。金曜日締め切りの仕事を終わらすつもりで、わざわざ重いのを我慢してノートPCを持っていったのだが、機内では終始寝続ける。
ファミレスで腹ごなしをしてから、札幌の大通り公園から二駅の住宅街に唐突に生えているメディアビルにてたっぷりとお話を伺う。自治体といえども、決してひとくくりにはできないことを再確認。そんな中で共通点は「お金」。だが、これが全てというわけではない。
適当に晩飯を済ませてから、早めに空港に移動。出発ロビーでボーっとしながら、ノートPCを引っ張り出してお仕事。出発前には何とか1本片づける。21時15分発、22時50分着の便で東京に戻る。
品川駅での京急からJRの乗り換えで、乗客の利便を無視したSuicaとパスネットの不整合に怒りながら、午前1時半に帰宅。
▼機内で読んだのはディーン・タカハシ『マイクロソフトの蹉跌』(ソフトバンクパブリッシング)。前評判通り面白い。どちらかというと、ゲームというよりPC業界の人間に向けて書かれた内容。MSのプロジェクトの立ち上げからローンチまでを追いかけており、MS内部での人の動きやプロジェクトが立ち上がっていく様子が興味深い。
▼オープンループ、電子自治体向けICカード技術の供給を本格化
▼週刊 Take IT Easy 住民基本台帳カードでお買いもの?
▼10月18日付の東浩紀の近況によると、週刊現代の『変化の予兆』は連載ごと終了したとある。実際、今週売りの現代を見ると最終回とあった。
▼いろいろと企んでいたものの、結局普通に出社。普通に仕事して、普通に取材。人事関係の書類を提出しに、一度市ヶ谷に赴く。
そこで、自分の大マヌケに気が付いて、約2時間を無駄に過ごすハメに。その間、読書タイムと割り切って『マイクロソフトの蹉跌』をペラペラ。
事務所に戻るとちょうど日付が変わる寸前。ダダダッと、仕事に取りかかる。
▼Hotwired ゴーサインが出た体内埋め込みチップ、なお前途は不透明
どうせ埋め込むなら、もうちょっと日常的に便利になる物を埋め込みたいな。電卓機能とかつけたらいいのに(笑)。
▼Web現代 「ゲーム脳」の影響はここまで来た!? 女たちはなぜパンツを見せるのか
締めはいつもの澤口俊之・北大教授。社会に積極的にコミットする科学者がいることは歓迎なのだが、この程度でしかないのがいと悲し。
▼日本のITベンチャーのレベルの低さを思い知る。あのさー、広報の人間が専門知識ないのはいいけど、せめて一般常識があるヤツを置いとけよな。ダメなのは製品だけにしといてくれ。
▼昔の(というほど前でもないけど)知り合いが某バラエティー番組に出ているの知って驚く。ウッソ、もしかしてレギュラーなの? へー、ほー。でも体調とか大丈夫なのかな? たぶん、もうこの日記は読んでいないだろうけど、気をつけて下さい。
▼この記事を書いた清水知晴研究員は情報セキュリティが専門らしいが、公開鍵暗号に関するレポートを読むと首をかしげてしまう。暗号システムの安全性に関して、論理的な強度と、運用上の問題点をゴッチャにしてないですか? あと、対称鍵暗号が公開鍵暗号に「強度」で劣るなんてこともないと思いますが。
▼テレビ東京 明日の超快適生活 ここまで来た!IT最前線とその未来(仮題)
10/27(日)16:00~16:55 テレビ東京系ICカードについても取り上げるらしい。なお制作は、政府公報を専門に行なっている財団法人・日本広報センター。
「我が国が5年以内に世界最先端のIT国家となる」 この目標が2001年1月の「e‐Japan戦略」で掲げられて以来、官民の総力を挙げた様々な取り組みが、積極的に展開されてきました。そこで番組では、「e‐Japan重点計画-2002」によって我々の暮らしがどう変わるのかを一般国民の目線でわかりやすく紹介します。併せて、国内外の先進事例や参考事例をもとに、IT化がもたらす様々なメリットや課題などを考えます。
▼朝方6時前に原稿アップ。一度寝て11時起床。再び取材開始。今週はネタが全くなく、取材がとにかくはかどること。というか、ほとんどすることがない有り様。
午後6時半に終了。そのまま渋谷に出て飲み会。史上まれに見る濃い面子。人数も多く、結局挨拶ができた人は半分にも満たない。でも、まあ、主賓の方とはいろいろとお話しできたし、思わぬ人もいらしていたし、貴重な体験であった。
10時過ぎに事務所に戻り、お茶をがぶ飲みしてアルコールを抜いてから作業再開。ネタがなくても作業量は変わらないのが、この仕事のツラいところ。
▼みずもり亭日誌 「科学ジャーナリスト」とは何か?(10/26付)
自分のことを科学ジャーナリストだとは思わないが、いろいろと考えてしまった。
▼地方自治体の役人よりも、首都圏に住む技術者の方が、場合によっては保守的だという事例に遭遇。技術者に限るというわけではないが、自分の趣味的嗜好に合致する技術を揺るがすような新しい技術や製品には、ヒドく反発するのだ。例え新しい技術の方が社会的にはメリットが大きいかもしれない場合に置いても、単に法的な裏付けがないからといって鬼の首を取ったかのように攻撃する様は、見ていて滑稽。
▼BizTech 噂の科学書の世界も体験、米Wolframの数学ソフトMathematica新版
▼WPC AREANA 未来型カーナビがあなたの行動を記録する!?
▼午前9時にギリギリ原稿アップ。昼過ぎまで仮眠して、昼食兼晩飯にフレッシュネスバーガーのチリビーンズドッグとサルサバーガー。ここのハンバーガーって、店によって味の差が激しい気がするぞ。
夕方から再び原稿に取りかかる。わりとテンポ良く仕上がって、午後10時に完成。校正も含めて午後11時に全更新が完了。終電の前に家に帰れた。
▼会社の近くに「百舌」という新しいラーメン屋ができたので、さっそく食す。和風の出汁がベースのこってりとしたスープに、ちょっと太めの縮れ面。醤油ラーメンを頼んでも、最初から豆板醤が入っているのでちょっと味噌ラーメンっぽい。一件固そうなチャーシューが実はかなり柔らかいのがうれしい。この間の「にんにくや」ほどじゃないが、結構好みなのでしばらく通ってみよっと。
▼買った本
▼買ったマンガ
▼一週間遅れで申し訳ないが先週(19日)の『SEED』で思いついたこと。M原が『ナチュラルとの違いの描写が上手い』といっていたシーンについて。
別に「間違っている」と怒っているのではなくて、単純に「コーディネイターがニュータイプみたいに描かれるのだろうか?」という疑問。つまり、実際にはナチュラルとコーディネイターの違いはそんなになくて、登場人物がそう思っているのは、物語内での「誤解を多く含んだステレオタイプな見方」という設定なんじゃないだろうか。
これの根っこには、いくら遺伝子をいじくったからといって、そんなに明確な優劣が生まれるわけはない、というオレ自身の考え方がベースにワケなんだが、だからSEEDでもそういう風には描かないのでは、と想像している。つまり「遺伝子に基づく対立や差別はダメ」じゃなくて「遺伝子に基づく差なんて大した物じゃない」という立場。
だから、あのステレオタイプな見方も何らかのイデオロギー的情報操作の結果であって、ナチュラルとコーディネイターという対立ではなく、別のイデオロギーなり利害の対立が背後に隠れていて、次第にそれが明らかになるのではないか、と深読みしているのだけど。
▼抜け殻のようにボーっとする。気温と一緒にテンションも下がっていくのはどうしたことか。もともとは夏よりも冬の方が好きだったんだけどなぁ。深夜に冷たい空気を感じながら、遠くから聞こえてくる貨物列車の音を聞きながらの受験勉強は、とても集中できたものだ。
▼それでも、同じ時間、同じ室温、同じパソコン、同じ本でも、季節が冬というだけで何となく好きな気がする。
▼JR東日本 新宿駅東南口改札機故障によるSuica定期券からの誤収受について
▼Hotwired 米国立標準技術研究所、触覚式ディスプレーを開発
これってNTTかどっかがとっくに開発済みだったとおもったけど。それとも、もっと高度なものなのかな?
体内埋め込みチップ、全米で販促キャンペーン開始
空港のセキュリティには反応しないのだろうか? 月額10ドルのデータベース維持費って結構高けぇな。
▼ZDnet 増えるサイト削除要求、言論か権利侵害か
インターネットは自由な場所ではないってこと。
ルートサーバ攻撃が警告するICANNの限界
ICANNをはじめとするインターネット関連の組織に関する非難は、文面通りに受け取れないからなぁ。
▼日経IP Pro 体内埋め込みIC,規制を逃れてついに発売
そのうちどこかがアクセサリだっていって売り出しそう。個人的にはボディピアスより抵抗はないぞ。
▼それにしても希望退職のスケジュールって、告知から締め切りまでがムチャクチャ短いんですが。こっちは週末も仕事なんだし、普通は2~3週間くらい用意するもんじゃないのか。検討する暇もありゃしない。それとも脊髄反射的に応募しろってか? まあ、今辞めても退職金で本とマンガを買うだけ買って、ただの引きこもりになるだけの気がするけど(笑)。
▼シグマSD9の出荷が開始された模様。さっそく購入者によるサンプルが上がっている。うーん、やっぱりスゴい。今までのデジカメの概念を覆す画作りだよなぁ。
▼本日も調子悪し。くしゃみも止まらず、鼻もダラダラ。そうか、コレは風邪だな。道理で調子悪いはずだ。
▼にわかにクレジットカードのお勉強。といっても表の仕組みはうっちゃって、バックボーンのことのみ。
▼ちょっと古いリリースだけど、NTTデータ カード決済総合ネットワークCAFIS、IPによる接続を開始
▼第1回”e-Front”セミナー これで全てがわかる最新RFIDテクノロジー
▼INTERNET Watch 出版不況時代に贈る インターネット版・本の買い方選び方