stripe
go Top Page


March 2002

2002/3/1(金)

▼昨晩は「ちょっとそこまで」のつもりで屋根裏にあがったら、ちょうど『MONSTER』の1〜17巻が目の前にあったので、そのまま全巻読破して朝まで帰って来れなくなる。バカだオレ。

 今日はそんなに時間に余裕はないんだけど、ムリクリ池袋のトイザらスに再び遠征。ラス1の「ハロ」は私がいただきました。今度は編集部でもきっちりとガードして、無事に守り抜く。

▼ウチではテープメディア全廃計画を遂行中なので、残念ながらトップランナーはVHSテープではなくてパソコン上に動画ファイルでならある。ちなみに容量はちょうどCD-Rで1枚分てところ。

▼先日カノープスのMTV2000を導入したついでに、自宅のPCのデスクトップにインターネットからVNCでアクセスできるようにした。これで、インターネットが使える場所ならどこからでもビデオ予約が可能になった。テープ残量やどのテープに録るかなどに頭を悩ませなくて済むので、調子に乗ってバシバシ録画しまくり。保存版にしたいものは、解像度とビットレートを録画時の半分程度に落としたMPEG1にエンコードし直してCD-Rに焼いておく。CD-Rは保存環境によってはテープよりかなり保存性で劣るが、これはテープと同じくらいには気を使えば問題ないはず。しばらくはコレで通してみよう。

▼大月隆寛がサイバッチの編集長に就任?
 マジ? 何やってんの?

▼もしかして、プールを見に来る園児のママを悩殺してるのか?

▼フレッツADSLの8MBへの切り替え工事の連絡がようやく来た。最短で14日(木)に開通予定。さて、何MB出るかな? 周りでは1.5MBから8MBにしたら、逆に半分くらいにスピードが落ちたという人もおり、NTT局舎まで1.7kmあるウチではちょっとビクビクしている。


2002/3/2(土)

▼徹夜明けの所に花粉直撃。鼻はズルズル、目ははれぼったいで、ボロボロの顔。それでも取材はしないとならないので、ハンカチをマスク代わりに口に当てたまま歩き回る。

▼というわけで、ようやくこのページ紹介することができる(笑)。一応、オレにも良心があるのですよ。

▼読了

稲森謙太朗『 勝手に使うな!知的所有権のトンデモ話(講談社+α新書)』(講談社)
 ここ2〜3年に起きた著作権・知的所有権がらみの騒動を拾ってきて、著者の個人的な感想や、常識と思っている立場からコメントを加えただけの本。何を期待していたというわけではないのだけど、しょーもない本でした。


2002/3/3(日)

▼明け方に気を失いそうになりながら、何とか原稿をアップ。金曜日に寝不足がたたってここから爆睡。8時間ほど寝る。夕方からまた原稿。分量的には大したこと無いのに変に時間がかかる。途中で息抜きに指摘のメールに返事を書いたりしながら、午前2時に終了。接待でキャバクラへ行ったことや、キャバクラのオネーちゃんの電話やメールでの営業の激しさや、銀座のクラブの90万円事件などなど、しょーもない話しを編集長としてからタクシー。いつものコンビニで月曜発売のマンガを読んで、ハロを自慢してからようやく家に着く。

▼IDC IT Nation in the World for the Third Year in a Row
 IDCがITかがもっとも進んだ国はスウェーデンと発表。以下10位まではノルウェイ、スイス、アメリカ、デンマーク、オランダ、イギリス、フィンランドオーストラリア、台湾の順。

▼IT革命だ何だと日本政府や学者やマスコミが騒いだって、しょせん出てくるのが「インパク」だもんな。あんな金があるなら、もうちっと日本のネットワークインフラをどうにかしろよ。革命なんてのは、とりあえず日本中の人がメガビットクラスの常時接続回線を手に入れてからの話しだぞ。あと、アキバのITセンター構想も話を聞くと中身がなーんにもなくて、とりあえず箱の形が決まっただけというもの。あーあ、しょせん今までのゼネコンがらみの利権と何一つ変わらないもののようで。聞くところによると、都市設計なんかをやっているNPOが絡んでいるのだけど、そこがコンピュータやらネットワークのことを何にも知らないらしくて、ちらっと箱の中身のプランを聞いたら、これがもう泣けてくるような代物。向こうも今になって焦っているらしくて、あちこちに声を掛けまくっているらしい。で、その先の一つがウチだったりするんだけど、関わるとめんどくさそうだなぁ。

▼ZAKZAK 札幌キムラヤが倒産
 うわああぁぁ、ここって小学生の時に社会科見学で行ったところだ。大黒摩季の実家だったんだ。


2002/3/4(月)

▼午前9時就寝、午後6時起床。不在の間に自宅に届いていたbk1の荷物をパラパラとめくってから、M原宅へ定期便。トップランナーの富野の回を鑑賞し、セグウェイと馬とではどっちが都市と環境のためになるか激論し、数ヶ月ぶりに花月でラーメンを食う。

▼なんだかここ2〜3日、ひどくネットワークが重い所がある。例えば、このページがあるNiftyのウェブもレスポンスが悪い。どこかでルータが落ちてるのか、アタックされているのか。

▼東京大学 天文シミュレーション用計算機 GRAPE-6 増強により再び世界最高速に
 写真に写っているPCのケースがオレが会社で使っているものと同じだったり、スチールラックに電源やストレージをそのまま転がしてあったり、いかにも手作りっぽいところがナイス。

▼今頃だけど中央公論の時評第2段やっぱり山形浩生は頭がいいと思った。


2002/3/5(火)

▼一日中寝る。それでもひどく眠い。何もせずに寝る。

▼最近買ったマンガ

ほったゆみ/小畑健 『ヒカルの碁(16)』(集英社)
樋口大輔 『ホイッスル!(20)』(集英社)
マツモトトモ 『23:00』(白泉社)
浦沢直樹 『MONSTER(18)』(小学館)
浦沢直樹 『20世紀少年(8)』(小学館)
曽田正人 『昴(8)』(小学館)


2002/3/6(水)

▼花粉症に加えて、アトピーが悪化。外に出るエネルギーがわかないので、自宅待機。アポもないし。とりあえずいくつか連絡が必要なところに電話。

▼カシオ 携帯機器に最適な小型高性能燃料電池の研究開発に成功
 とりあえず実用的なレベルで動くものが出せるようになったようだ。透明なセルにメタノールが入ったカートリッジが、いかにもエネルギーパックといった感じでカッコイイ! ああ、取材行きたいけど、こっち方面はまったくの担当外だしなぁ。このリリースだとPC関係に用途が絞られているような書き方だけど、たぶん来年くらいには携帯電話に搭載されているハズ。

▼ZDnet 8時間で4万アクセス!「Wind」ムービー週末再掲載
 エロ強し。今さら回線も増強できないしねぇ。

▼amazon.co.jpでまとめ配送にしておいたら、今日になって忘れていた注文が山のように届いた。このほかにもCDやDVDもあるが、とりあえず届いた本いろいろ。

唐沢なをき『鉄鋼無敵科學大魔號改』(講談社)
呉智英『ホントの話―誰も語らなかった現代社会学 全十八講』(小学館)
氷川竜介『フィルムとしてのガンダム―How to evaluate"Mobile suit Gundam"』(太田出版)
アラン・クーパー(山形浩生 訳)『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』(翔泳社)
スティーブン・レビー(斉藤 隆央 訳)『暗号化 プライバシーを救った叛乱者たち』(紀伊国屋書店)
ブライアン・バロウ(北村道雄 訳)『ドラゴンフライ―ミール宇宙ステーション・悪夢の真実〈上〉』(筑摩書房)

▼無事に大気圏突入は成功したのかどうか気になっているのだが、あれ以来日記が更新されていないところを見ると、やはり燃え尽きたか…。


2002/3/7(木)

▼ちょびっと寝坊。3月に入ってから緊張感がまったく保てない。どうもその週に目標となるイベントがないと、自分の中で上手くスケジュールが立てられない。仕事でもプライベートでも何でもいいんだけど。

 気温はそれほど低くはないが、風強し。12月以降、まったく切ってなかったので髪が風に舞ってうっとうしい。お茶の水に出たついでに、そのまま前回切ってもらったところへ足が向く。「バッサリ」と言ったら見事に切ってくれた。ちょうど自分で切って失敗して駆け込みで切ってもらったとき並の短さ。

 まだちょっと耳が寒いが、頭を気にしなくていいのでラクチン。三省堂で「月刊プレイボーイ」と「創」を買って、ちょっとアキバを回ってから編集部に。写真を整理して、週末用のメモをまとめるともう終電。素直に帰宅。

▼Game Watch 気になるe-Toy遊んでレポート あの“ハロ”がついにロボット・トイとして登場!

▼Game Watch マイクロソフト「Xbox傷問題」に再度コメント ハード、ソフトともに修理・交換に応じる
 最初っからこうせざる得ないのに、できないところがMSらしい。残念なのは、MSには昔から「ハードを作らせると上手い」との評判があったけど、これであえなく潰えてしまったこと。

▼ZAKZAK 「週刊DIAS」が休刊へ−光文社
 やっと正式発表(笑)。30代雑誌が次々つぶれていく。個人的にDIASの記事や特集にはカタルシスを感じなかったので、廃刊もむべなるかな。

▼ケータイWatch auの基幹システム障害、ほぼ復旧
 通話には支障がなかったのと、auということもあって大きな話題にはなっていないけど、ケータイ関係のシステムとしては空前のトラブル。クーデターするときはドコモのあそこを狙いましょう。

岡田斗司夫の新オタク日記 1月 その2
 なんでパイプカット?

kaiyodo.net

■移籍先決定(3/7)
■海洋堂動物フィギュアの移籍先が決定しました。詳細は正式発表をお待ちください。
と載ったと思ったら日経に「チョコエッグ」フィギュア、9月からはタカラからなんてすっぱ抜かれてる。

▼アサヒコム 「泡の核融合」泡と消える? 米研究者、追試に失敗
 5日付であがっていたけど全然気がつかなかった。

▼燃料電池が採用されるのはPCが先か、携帯が先か? うーん、やっぱり携帯の方が早いと思います。まず、メーカーにもよりますが最近ではPCより携帯電話の方に開発費を掛けているところが多いのが一点。モバイル向けPCと比べたら携帯の方が圧倒的に市場規模が大きいですし、例えば同時期にカラー液晶化が進んだPDAなんかに比べると携帯の液晶の進歩の方が圧倒的に早かったです。二点目は、前述の理由もあってか携帯電話には先進的な技術・デバイスが使われることが多くて、例えば有機ELなんかもそうでしたし、各種の省電力技術もそうです。
 使い方の面では、携帯電話の方が充電し忘れとか、急いで充電したいというシチュエーションが多いんじゃないでしょうか。ノートの場合、電池駆動していないときはAC電源につなぎっぱなしのことが多いので充電時間はあまり問題にならないですし。今までのような1次電池から2次電池、ニッカドからニッケル水素、リチウムイオンへの転換とは違うレベルでの変化になるので、ユーザーがどんな使い方をするのか確認する意味でも携帯への燃料電池の搭載は早いんじゃないかと思ってます。
 それと、携帯の方が何かトラブルがあったとしても、個別の機器レベルならそれほどクリティカルなことにはならないだろう、という意識がまだメーカー側にもあるようにも感じます。


2002/3/8(金)

▼昨日から続いて風が強い。気温はさらに下がる。

▼どことなく体の歯車が狂った状態が続く。何というか、キレがない。

▼ZAKZAK 吉田恵がお天気キャスター卒業…現役横国大生にバトンタッチ
 フゥ、よかったぁ。辞めるワケじゃないのか。

全国統一ホンダ模試

▼ブルームバーグ マイクロソフト「Xbox」、販売一時中止も−一部家電量販店
 なんだか大げさな事態になっている。

PCの5インチベイに入るカセットデッキ
 別にストレージデバイスになるわけでなく、ただ単にPCのケースに入って電源を取れるというだけ。

▼「ジャック・マイヨール死の真相」を読むために買ってきた月刊プレイボーイをパラパラとめくっていて思った。この雑誌って誰が買ってるんだ? オレ自身、週プレならまだたまに手に取ることはあるが、月プレはほとんど気にもとめないし、買ったこと自体が初めて。ヌードグラビアはアメリカーンだし、読み物は向こうの翻訳ものばかりだし、全然読者層が想像できない。

▼いくら何でも「ベルセルク」を恋愛モノに分類するのはちょっと待てぃ(笑)。


2002/3/9(土)

▼日中はずっと取材。何を食べても味がしなくなってきた、ヤバい。

▼ついにのどに痛みが。大風邪にならなければいいのだが。

▼と言っているすきに、カラ元気が切れてウイルス大繁殖。ああ、目が回る。

▼ハロの写真はとりあえず買ってすぐにバラして撮影したんですが、結局使いませんでした。時間が空いたら他の写真もまとめて公開する予定。

▼毎日新聞 代行運転ロボット、実用化に向け実証試験
 この間のHRPシンポジウムでもプレゼンしていたヤツ。あの時はまだ実験用の模擬コックピットだったけど、実物のショベルカーを使った実験を行なうめどがたったようだ。


2002/3/10(日)

▼ここまで体調が最悪なのは久しぶり。2年ぶりくらいか。というわけで使い物になりませんので捨て置いてください。

▼ZDnet 8時間で4万アクセス!「Wind」ムービー週末再掲載
これってエロだからじゃなくて、新海誠だからだったんだ。てことであわててダウンロード。


2002/3/11(月)

▼いつものことだが、今日は特に意識して寝る。がんばって寝る。夜中には熱も下がり、ほぼ症状は消えた。鼻はまだ出るが、これは花粉症。

▼ヨドバシカメラ アブソニック
 運動プログラムの「カラテチョップモード」ってのがひじょーに気になる。


2002/3/12(火)

▼体調は戻っても、金はない。こんなに天気がよいのに家にいるのもイヤなので、とりあえず池袋に出て、ジュンク堂の隅っこで読みかけになっていた本を数冊処理。ついでに懸案のメモを作成。久々に鉛筆書きをしたら、ひらがなすら忘れそうになっていた。

プチプチ
 「プチプチ」って登録商標だったんだ。

▼AV Watch AVEXのリッピングできない音楽CDが販売開始
 発売前からばらまかれたとさわいでいるが、破れないプロテクトなど無いということを、もっと一般常識として世間に浸透させた方がいいんじゃないの? コンピュータの知識だって科学教育の一環なんだからさ。

中野ブロードウェイ・タコシェ 古屋兎丸展

3月16日(土)〜29日(金)
なんと映画と連動した書き下ろし作品「自殺サークル」(ワンツーマガジン社)が発表になるということで再びのフェア。ごく初期の作品から、最近のコンピュータを使った作品の制作プロセスも楽しめる原画+コンピュータ処理原稿のダブル展示などを予定しています。
来店アワー 3月24日(土)15:00〜
▼毎日新聞 映画化:20世紀フォックスが漫画「ドラゴンボール」を
 みんな違う意味で期待している気がする(笑)。

▼タカラ チョコQ

▼フレッツ8MB移行まであと二日♪


2002/3/13(水)

▼午前中にフレッツADSL・8MBのモデムを受け取ってから出社。着くなり眠くてしかたがない。午後から来客。いろいろと興味深い話しが聞けるものと期待していたが、うーん。そういう申し入れをするなら、もうちょっと練り込んでから来て欲しいなぁ。こっちがちょっと突っ込んだらもうお終いかよ。まぁ、もともと期待してなかったからいいんだけど。

 夕方からちょっと取材。晩飯にオープンしたばかりのインド料理屋に入る。キーマカレーを頼むと、思っていたより辛い。食べられないほどではないが、ちょっと口の中を冷やすのに追加でサラダを頼む。ところがこれが大失敗。メニューにはビネガーを使ったと書いてあったので、ちょっとすっぱめのドレッシングを想像していたら、スパイスがタッブリ入っていて、口に入れた瞬間的な辛さはカレーそのものより上という、地獄のようなサラダ。最後の方はホントに涙を流しながら食べていた。味はフツーなんだけど、ちょっとオレには向かない店だった。

 8時過ぎに戻ってから、データをまとめる。中途半端に時間が空いたので、買い換え予定のデジカメに関して下調べ。今のところ候補3機種+1。1というのはまだ未発表でサンプルも見ていないから保留ということ。ソニー DSC-F707キャノン PowerShot G2ニコン COOLPIX 5000富士フイルム FinePix S602。うーん、どれにしよう。

▼SPA!今週号「親孝行特集」の写真に思わずニヤリ。

青いミミズ(シーボルトミミズ)がいるというのは知っていたが、ナショナルジオグラフィック2002年3月号のP19に載っている写真は見事に真っ青なうえに、虹色のラインまで入っている。ちょっとスゴい。

▼もう一個ナショナルジオグラフィックで見つけた、全国いか加工業協同組合による原色世界イカ類図鑑

▼唐沢なをき『八戒の大冒険』(エンターブレイン)
 唐沢なをきが各マンガはとんがっている。そのなかでも『八戒の大冒険』は格別スゴい。過去にはすべて版木から彫り起こした『版画男』や、古典落語にネタを求めた『ぞろぞろ』のように、誰が見てもわかりやすいとんがり方をしたものがあるし、またそれらの方が知名度も高い。が、この『八戒の大冒険』は限りなくわかりにくい方向へとんがっていて、読んでいるとまるでリングポストに向かって投げっぱなしジャーマンを食らったような気分になってくる。

▼江下雅之『マンガ古書マニア 漫画お宝コレクション1946〜2002』(インターメディア出版)
 『マンガ古本雑学ノート』の著者による同趣旨の本。方向性はまったく一緒だが、こちらの方がマンガの単行本の歴史や、扱っているタイトル数においてだいぶ幅広くなっている。個人的には、こういった本で扱われるようなマンガにはあまり興味はないし(もちろん手塚や藤子不二雄を読まないワケじゃないけど、プレミア本を集める気はない)、本を売ることはほとんどないので、あくまでも基礎知識の勉強として読んだ。

▼氷川竜介『フィルムとしてのガンダム』(太田出版)
 ファーストガンダムTV放送の第1〜6話までをメインにして、主に視聴者の側からドラマにおけるリアリティの読み解き方を追うことで、富野監督のドラマツルギーを示し、我々がガンダムの画面から何を受け取ったかを明らかにしていく。"リアル"というのは決して設定に凝るのではなくて、そういうメカニックや世界観とは違ったところの、細かい人の表情、会話の妙で作り出され、作中の人物が置かれた状況がまた視聴者の心象へと投影されることで、より強度を増す。「禁じ手」には後書きを読むまで気がつかなかったが、それも著者の技量のなせる技。

Yahoo! BB ADSL速度推定システム「Y!BB スピードチェック」公開のお知らせ

▼朝鮮日報 韓国 テレビ並み画質の携帯電話画面を開発韓国 来月からクレジットカードで納税

▼PC Watch Logitechが2002年度の新製品を発表 〜Palmのソフトケース型キーボードや、コードレスプレゼンターなど

▼日刊スポーツ 猪木の「新世代発電機」会見は失敗
 スポニチ 猪木“何かやる” 東京体育館大会で

▼気がついたら産経新聞のWebがリニューアルされて、アサヒコムとほとんど同じレイアウトになっている。こっちの方が一覧性が高くて断然使いやすいからいいんだけどね。

▼ついに明日、8MB開通!


2002/3/14(木)

▼某ホテルにてセミナーで半日缶詰。このイベント自体、すでにオレが出席する意味が薄れつつあるが、まぁ顔を出すのも仕事のウチ。業界的に珍しい物(者?)を眺められたので気分的には満足。

 夕方もだいぶ過ぎていたので、まっすぐ編集部に戻る。細々と雑用をこなしていると、A社から掛かってきた電話のせいで社内にてエロゲーの知名度調査なんかをするハメに(笑)。

 明日から来週に掛けてのスケジュールを相談しているウチに終電の時刻。まっすぐ帰宅。

▼ネット・セキュリティ 首相官邸のWebサイトにクロスサイトスクリプティングの脆弱性

▼Hotwired 「脳でカーソルを動かす」実験、サルで成功
 脳波を検出してPCを操作する研究って、ここ4〜5年くらい大きく進歩していない気がする。実際に、カーソルを動かす程度なら、それくらい前からできていたはずだし。

▼パソコン上でトンパ文字が扱える「超漢字4 トンパ文字パック

▼BroadBand Watch NTT東日本、フレッツユーザー向けの無線アクセスサービス「Mフレッツ」
 個人的に今一番気になっているネットワークサービス。

▼BroadBand Watch 槻ノ木隆の「ネットワーク機器の内側」第2回:ADSLモデムの内側
 何でもバラせば良いってものでもないだろうに。でも読者には受けてそう。

コピープロテクが掛かったAVEXのCDだが、肝心のパソコンではコピーできちゃうことの方が多いようだ。逆に民生機の方で深刻なことになるようで、機械によってはフリーズしてユーザーレベルでは復帰不能になってしまうこともある。そこで修理をしようとしても、ソニーとフィリップスが定めた音楽CDの規格(レッドブック)に順っていないものを使用したと言うことで保証期間内でも有償修理となってしまう可能性もある。「再生できなくても返金しない」とか言っているけど、AVEXには思わぬ落とし穴が待っていそうな気がする。

▼本日は待望のフレッツADSLの1.5Mから8Mへの切り替え日。
 家に帰ってきて8M用のモデムに繋ぎ換えて、ラインを繋いでスイッチオン! まずはフレッツスクエアでスピード測定。画面をクリックすると、転送のバーグラフがジリジリ伸びていって、出た数字が「871kbps」。アレ?、もしかしてまだ切り替え工事終わっていないのかな? もう午前1時を回っているけど。プロバイダに接続して、今度はあちこちのスピード測定サイトで計る。「850kbps」「882kbps」「876kbps」………。ガ━━(゜Д゜;)━━ン 気を取り直して、ラインを全部繋ぎなおして、モデムの電源を入れ直し、ルータを再起動。さあ今度はどーだ? 「762kbps」遅くなってんじゃネェか! ゴラァ!

 ヽ(`Д´)ノ ウワァァン!! きっと明日起きたら早くなってるよね? そうよだよね。グスン。


2002/3/15(金)

▼某社からの電話で目を覚ます。返事もそぞろ。イカンイカン。

▼本日もまったりと忙しい。何か大事な用事を一つ忘れているような気がしてならない。

▼久しぶりに気合いを入れて文章を書く。ただしこれが日の目を見ることはないだろう。

トミー ビットチャージ新車情報
 「頭文字D プロジェクトDセット」 4月25日発売 3,480円 ローソンで予約受付中
 買うんでしょ?

▼やじうまPC Watch どうやっても静音化はできなさそうな世界最速スパコン「地球シミュレータ」見学記
 うむむむ。話を聞けば聞くほどに、やっぱり行きたかった。

▼PC Watch バイオノートはこれから値上がりする!?
 メーカーがココまで値上げを明言するのは非常に珍しい。

▼GAME Watch 気になるe-Toy遊んでレポート CMで話題を振りまいた、あのラジコンロボット タカラ「ドリームフォース01」
 デザインがなぁ…。

▼ケータイWatch ソニー、折りたたみ型のCLIEを参考出品。展示機は奪い合いの人気


2002/3/16(土)

▼編集部のイスにて午前9時就寝、午後1時起床。午後9時まで取材。24時から2時まで仮眠。午前9時まで原稿書き。

▼そろそろこんな生活はイヤだ。


2002/3/17(日)

▼昼過ぎまで仮眠。そこから果てしなく続く原稿書き。なんでこれっぽっちにこんなに時間が掛かるのか、自分でも不思議でしょうがない。

▼Flexstorm FlexCD
 ポリエステルを素材に用いた、柔らかいCD。普通のCDプレーヤで再生するには専用のアダプタが必要。ソノシートみたいなものか。

▼「ドラゴンボール」を映画化するとしたらアメコミテイストになるだろうから、たぶん「X-Men」や「スポーン」っぽくなるんじゃないかなぁ。「ニンジャタートルズ」は勘弁。

▼そうそう、イシドロとガッツの関係だが、中途半端に剣を覚えたイシドロが惨殺されて、さらにガッツのトラウマが深まるに一票(笑)。

▼ついでに「るん」の小さいヤツも作ってみる。今度のは4MB強。

筋肉マン
 ううぅ、グロイ。


2002/3/18(月)

▼結局始発で帰ってくる。そのまま始業の時間まで待ってから、あちこち電話連絡する。がほとんど担当者が捕まらずに、折り返しの連絡待ち。おかげて昼過ぎまで寝られない。

▼先週放映されたトゥナイトの「ハイテク日本の近未来」というコーナーをビデオで見ていたら、ASIMO、ネコロや電気自動車シェアリングと一緒に、GRAPEを作った東大の牧野先生が出てきて驚いた。

▼毎日新聞 マイクロソフトの横やりでプレステ2撤去 独見本市


2002/3/19(火)

▼4時就寝、9時起床。天気はよいが、風も強い。風は大嫌いだが、めげるほどではない。編集部へ顔を出し、昼飯を食いながらメールとバスの時刻をチェックして、東京駅へレッツゴー。高速バスに一時間揺られて、辿り着いたは筑波の研究所。いそいそHRP-2の発表会に潜り込む。しかし筑波ってのホントに広いっつーか、なんつーか。高速バスを降りて目指す方向へ歩こうとしたら地平線の先まで道が続いていて、入り口らしきものが何にも見えないのには肝をつぶした。

 いろんな人をとっつかまえて話しを聞きまくっているうちに、気が付いたら3時30分を回ってテレビ局以外は誰もおらず。ヒーッといいつつ停留所まで急ぎ、再び高速バスに揺られ揺られて今度は上野に到着。この時点で5時半を回っていたのでもう一方の品川行きはあきらめて、秋葉原デパートをちょっとのぞいてから編集部に戻る。ソニーの方へ行った人と一通りワイワイガヤガヤやってから、ダダダッと原稿書き。23時過ぎに完成し、ギリギリ日付が変わる前に公開。急いで終電で帰宅。

▼あ〜疲れた。筑波は思ったより近かったが、研究所が広すぎ。

▼PC Watch ソニー、2足歩行ロボット「SDR-4X」の技術説明会を開催
 やっぱりソニーは上手いなぁ。デザインもさることながら、ロボットにああいうポーズをさせるんだもんな。

▼PC Watch ソニー、「SDR-4X」デモンストレーションムービー
 発表会場でのデモのムービー。

▼PC Watch 人と共同作業を目指すロボット「HRP-2プロトタイプ」発表
 とりあえず9月を楽しみにしよう。

▼GAME Watch バンダイ、顔と声を認識する自律型ロボット「BN-7(仮称)」を試作

▼森山さんの所から"HRP-2 Prototype & SDR-4X" Special

▼HRP-2とASIMOで、ROBO-ONE並のガチンコ勝負をして欲しいと思っているのは、僕だけではないはず(笑)。


2002/3/20(水)

▼長距離移動をするとやはり疲れる。昨晩は熱こそ出さなかったが、帰り際には疲労困憊。少し早めに寝たのに、全然疲れが抜けていない。

 てことで今日は休日前だしアポもないしで、手抜きモード。溜まっていた経費の精算をシコシコと行なう。今月は交通費だけで結構かかってしまった。

 それでも、いつもの時間までかかってしまい、ひどく遅れた終電に飛び乗る。コンビニで買い損ねていたジャンプを買ってから帰宅。

▼久しぶりにジャンプを買ったのは「アスミの碁」が掲載されているから(笑)。このジャンプは保存版でしょう。

▼少し早いが、夏用にキャップを購入。社会人になってから帽子が好きになった。振り返ってみると、今まで買ったのは割と受けねらいのデザインが多いんだが(宇宙人とかFreeBSDデーモンだったり)、今回も割とそんな感じ。

▼行くまでが大変なのではなく、行ってからが大変なんですね。身に沁みて判りました(笑)。次こそはクルマで。

▼日記の日付を狂わせるという秘密の暗号は、見抜かれてしまったので修正(笑)。自分では全然気づいていませんでした。ありがとうございます。

▼千趣会 簡単!速い!安い!ホームページ作成セット。【ホームページ・クイック】
 対象は千趣会ってとこで想像付くけど、こういうのってマニュアル作りが大変だぞ。付属ソフトは一通りあるし、デジカメまで付いてるけど、19,800円は微妙な値段だなぁ。

▼大阪府警 「画像110番」システム

 府民の方々がカメラ付携帯電話等で撮影した犯人の姿や犯罪に使用した車両等を、目撃画像情報として通信指令室に送信していただきます。
 携帯に内蔵されたデジカメって、操作に役立つほど情報量はないと思う。痴漢とかには良いかもしれないけど。

▼朝鮮日報 性犯罪者443人の身元を公開
 アメリカの一部の州ではこういう制度があるのは知っていたが、アメリカや日本以上に地域共同体の圧力が大きいと思われる韓国だとこういうのはどうなんだろう。

▼宮台真司/宮崎哲弥『M2 我らの時代に』(朝日新聞社)
 サイゾーで連載された対談集をまとめたもの。もう3年も続いていたのか。ていうことは、オレはサイゾーを3年も買い続けているのか。たぶん、探せばこの部屋の中に3年分全部残っているかも(笑)。3年分を通して読むと、この間、事件がガンガン起きて事態がビュンビュン進んでいるかに見えて、大状況は何一つ変わっちゃいない。元々の大きな流れはそのままあるとして、この間に起きた事件は、すべてこの流れに起因する小さな泡のようなものだ。


2002/3/21(木)

▼昨日の天気予報で今日は一日強風と聞いていたので、はなっから外出する気はなし。南風が吹き荒れて、部屋の中まで蒸すが窓が開けられないので拷問のよう。心頭滅却とばかりひたすら読書と溜めていたテレビ録画の消化。

▼ちょい前だけど、

「ジンジャー/セグウェイ」+「生体エンジン」=ケースをパカッとあけるとモーターじゃなくて心臓ドックンドックン、肺がゼーハーゼーハー、燃料はポカリとかアクエリとか
このアイデアにエラくご執心だが「上位入賞の5作品は試作して公表する」という時点でダメだと思うんだが(笑)。それとも自分が中に入る?

▼ついでに、世間様がすでにパトレイバー3に関心が移ろうとしているのに、今頃ターンエーとか言ってるのは遅すぎ。ついでに3月9日じゃなくて、2日から再公開で9日まで。一部は15日までやるということ。


2002/3/22(金)

▼4時就寝、9時起床。昨日からタッブリと寝てるはずなのに、怒濤のごとく眠い。リブロによって雑誌をいくつか買ってから編集部に。昼飯を食いながら来週の記者会見の確認をし、編集長と一緒に秋葉原の事務所を下見。そのまま取材に回って午後8時に編集部戻り。

▼テレ東のニュース番組「ワールドビジネスサテライト」で放映されたHRP-2発表会の模様を見たら、しっかりとコケたシーンを使っていた。ていうかそこしか使っていなかった(笑)。さすがテレビ屋。
 あのコケたシーンは、ゲーム用のコントロールパッドで歩行させるデモの途中で起きたのだけど、たぶん、あれは操作者のミスだと思う。井上教授は、アレは危険回避のために補助クレーンでつったんだと言っていたけど、あの状態で本当にそんなことをしていたらクレーンごと倒れたんじゃないかな。

▼今年の桜はタクシーの中から靖国神社を眺めて終わり。市ヶ谷近辺の桜は、すでに緑の若葉が出てきてあまりきれいでない。

▼昨晩は寝ようとした寸前に日テレで「マックスヘッドルーム」を放映すると知って見てしまう。僕は、きちんとドラマを見たのはこれが初めてで、直接の映像はキヤノンのCMでしか知らない世代だけどけど、今見ても全然面白い。映像的な古さは如何ともしがたいけど、ストーリーは森山さんの言うとおりに今だからこそ理解しやすい。

▼ゲゲッ、ROBODEX 2002のプレス登録が締め切られている。

▼「DIME 4/4号」の連載「アトムが見た夢」はR-Blue IIIの吉村さんが登場。

▼「ロボットジャーナル No.001」(えい[木世]出版社)
 ちょっと前から新しいロボット雑誌が出ると噂になっていたが、結局ムックで出てきた。内容的には昨年末くらいまでの情報しか入っていないが、今の日本の企業系のロボットや、トイ・ロボットをだいたい網羅していて、それぞれの開発者のインタビューも取っていて良くできてると思う。大学系もモノクロページだけど早稲田大・高西研究室のレポートを載せている。ただし、ROBO-ONEをはじめとするアマチュア系はかなり扱いが小さい。ROBO-ONE本大会も半ページ程度の囲み記事だけだし。それでも、ロボットに詳しくない人が今話題になっているロボットについて知りたいと思ったときにはちょうど良い本ではある。

 そのほかASIMOのペーパークラフトもついて、7〜8割が上質紙のカラーページで、あんまり変な水増し記事もないし、だいぶお金がかかっている印象。バルキリーAIBOもバラしてるけど、これって買ったのかなぁ? ウチでも初代AIBO(30万円のヤツ)をバラそうとしたんだけど、当時の編集人から止められて泣く泣くあきらめた。今だったらきっと止められる前にバラしているけど(笑)。とりあえず、6月18日発売予定のNo.002も買ってみるつもり。

▼ロボットついでにSDR-4X買いますか?の結果は予想通り。

霞山会 「日本展望」連載〔漢日新詞新譯〕
 ストーカーは【跟蹤狂】、デジタルカメラは【數碼相機】、アルツハイマー病は【阿茨海默症】。

▼韓国中央日報 北朝鮮、宝くじサイト開設

▼朝日新聞 若者情報誌の「ホットドッグプレス」休刊 9月再創刊


2002/3/23(土)

▼午前0時から3時間ほど仮眠。それからダラダラと仕事して、午前8時にとりあえず完成。なんだか眠気がまったく飛んでしまい、12時まで起きっぱなし。そのまま取材に出るが、案の定、午後6時くらいに一気に眠気が吹き出して、某所のソファーで15分ほど寝させてもらう。それまでに寝ぼけながら書いたメモには意味不明の記述があり、同じことが3回書いてあったり、突然CPUの名前の間に「鳩」とか書いてあったりして、自分でも意味不明で怖い(笑)。久しぶりにヒレカツ定食を腹一杯食べてから、市ヶ谷駅前の文教堂でダヴィンチを買ってから編集部に戻る。

▼bk1の誤配に端を発するトラブルは、こっちから文句を言う前に向こうから連絡があった。Web通販は、顧客の注文がすべて一元管理できるのが強みなんだから、最初っからこういう風の処理してくれればよいのに。この辺はシステムの問題と言うより、担当者が気が利くかどうかなんだろうけど。

▼米国雪氷データ・センター Antarctic Ice Shelf Collapses
 南極の氷棚崩壊の様子。

▼自分用のメモ・LIGOSコーデックのOSへの登録と削除

削除はコマンドプロンプトから
regsvr32 /u lmpgad.ax

再登録する場合は
regsvr32 lmpgad.ax

コーデックのファイル名はそれぞれ
「lmpgvd.ax」「lmpgspl.ax」「lmpgad.ax」


2002/3/24(日)

▼昨晩は写真を整理してから、0時前には前後不覚に。気が付くと午前5時、急いで作業開始。とりあえず10時には形にするが、あとからあとから追加情報が入り、度々アップデートを繰り返す。3時過ぎに牛肉を食うと一気に眠くなり、夜中近くまで寝てしまう。起きてからあわてて原稿を書き始めるが、どうがんばっても4時間以上かかってしまい、日付が変わってから完成。

▼PC Watch PlayStation 3の正体は“Cell+Linux+グリッド+自律コンピューティング”
 インタラクティブな通常のゲームに、分散コンピューティングを使おうとするアイデアがスゴい。常時接続が当たり前のことになりつつ今だからこそ可能。

春の珍事?アキバのWindows XP巨大広告幕が強風で剥がれ落ちる
 21日の強風で、ラオックス デジタル館の壁一面の巨大なWindows XPの広告が破れた。道路に飛んでいたら大惨事になっていたかも。


2002/3/25(月)

▼結局、校正まで終わったのは午前6時。で、まだ編集部にいたりする。たぶん、今日はもう帰ったら一日中寝る。恵比寿である発表会は、他の人間に頼んだので安心して寝られる。

 本日はもう何もする気がないので、今のウチに日記を書いてしまう。

kajieさんのとこで見つけた日本テレビ・全国民が選ぶ美味しいラーメン屋さんベスト99
 すんません、さっそく目の色を変えてしまいますが(笑)、何このランキング? ベスト10がやたらと池袋と中央線沿線に偏っている上に、九州豚骨や家系が一っつも入っていないのは大疑問(「ばんから」は九州豚骨と認めず)。だいたい池袋のヤツにしても「光麺」が4位というのはまだしも(過大評価だとは思うけど)、「屯ちん」と「ばんから」が7位と8位というのは納得いかないなぁ。「野方」は?「なんでんかんでん」は?「土佐っ子」は?「ガンコ」は?「まこと家」は? 先の二つがこれらを抜いてトップ10に入るとはとても思えないんだけど。

▼ついでに日本橋ヨヲコでしたら現在IKKIで連載中の『G線上のヘヴンズドア』がおすすめです。

▼ターンエー

あれだけキャンペーンやっておいて春休み前に上映をやめちゃうの?なんか「逃げたんじゃないか」という疑念が沸きまくり
 そんなにキャンペーンってやってたっけ? どっちにしろ長く上映しても人が入んないのはわかっているじゃん(笑)。新しい作画があっても、それは元のシーンを書き直しただけであって、完全に新しいシーンやカットがあるワケじゃないし。劇場版を作ったのだって「最後のガンダム」を劇場で上映した、という既成事実(アリバイ)を作るため以外の理由はないしね。

もう一個

この抑圧こそがクリエイトする動機づけになるだろう
 なるかなぁ? どっちかというとファイトクラブのように反社会的な方向へ走りそうな気が。深夜に高層ビルにでじこの絵を描いたりとか(笑)。 あっ、これもある意味クリエイティブか。

▼「ダ・ヴィンチ」2002年4月号(メディアファクトリー)
 P140に幸村誠のインタビューあり。QuickJapanやNASDA NEWSに載ったものとはちょっと毛色が違う。写真も一番まとも(笑)。ただ、インタビュアーのまとめ方やリード文には不満。

 あと「MONSTER」特集での宮台の解説は、この間、M原が言っていたのに近い内容。善意から出発して絶対悪まで行き最後はメタな(誰もが共感できる)善意に戻ってくる、というくだりが。


2002/3/26(火)

▼昨日は一日中寝るとかいいながら出かけてしまったので25日の日記に追加。朝方、家に着いたら段ボールで二箱分届いていたamazonとbk1の荷物をうっかりと開いてしまい、気が付くと午後1時。今から家を出るとちょうど恵比寿に着くなぁ、と思っていたら恵比寿に着いちゃった。恵比寿周辺のよくわからん地形と建物の構造に翻弄されながらSGIでPosyのお披露目を見る。いやぁ、寝不足の体にムチを打たれるような発表会でした。来ていたUさんと釜飯を食ってから直帰。いくつかメールを処理してから、9時前には布団に入る。

▼ここから26日分。午前3時目が覚めてもまた寝て、午前8時の起きてまたまた寝て、午前10時にようやく布団からはい出る。何年ぶりかの帝国ホテルで、テムザックとオムロンの発表会。席に着きプレスキットを受け取って中の写真を見た途端、ズッコケそうになる。前日の三洋とのにしても、この日のにしても、周りに上手く金を出させてテムザックも多足歩行ロボットをやりまっせ、という発表なんだろう。

 それにしても、発表会は手際が悪すぎ。トラブルの多発や、ロボットの動きを見る限り、ようやく動くようになったようなレベルなんだろうけど、それならきちんとそういうときのためのデモのバックアップを用意しておくべきでしょう。

 2時過ぎに、来ていたKさんと一緒にタクシーで編集部に戻る。暫くダラダラしながらROBODEXのに何とか取材申し込みをねじ込んでから退勤。ジュンク堂を一周してマンガを大量に買い込んでから帰宅。

▼やっぱり書いておこう。昨日のSGIと松井龍哉氏による「Posy」の発表会だが、ようは日本SGIのコーポレートキャラクターを松井氏がデザインしたというだけのものだった。そして、質疑応答で「Posy」のスペック(自由度、稼働時間、歩行速度etc)を質問された松井氏がこんな発言をした。「ヨーロッパの記者はそんなことを質問しない」。オイオイ、仮にもロボットということで発表会やっておきながら、その言いぐさはナニよ。それって、裏を返すと向こうでは「ロボット」(技術)としてみられずに「アート」として見られているってことじゃないのか。そういう風に扱って欲しいなら「ロボット」として発表せずに「インタラクティブ・コンパニオン」とかなんとか適当な言葉を作ってくれ。

▼先週のPC WatchのアクセスランキングはHRP-2がSDR-4Xを抜いて1位となった。

  1. 人と共同作業を目指すロボット「HRP-2プロトタイプ」発表
  2. ソニー、「SDR-4X」デモンストレーションムービー
  3. 【GDC】DirectX 9対応のビデオカード第一弾はMATROXから?
  4. ソニー、2足歩行ロボットの新モデル「SDR-4X」を発表
  5. 【Hothot!】最薄部14.9mmの世界最薄ノート「DynaBook SS S4」が登場!
  6. 日本IBM、ThinkPad s30の生産を中止
  7. キヤノン、操作性を大幅に改善した新IXY DIGITAL
  8. 「Windows XP Pro ステップアップグレードキット」レポート
  9. 【CeBit】やじうま編:JVCのミニノートPCを触ってみました!
  10. ソニー、バイオWをマイナーチェンジし、実質値上げ


2002/3/27(水)

▼3時就寝、9時起床。昨日は布団に入ったままノートPCで日記をタイプしていたら、そのまま寝てしまった。朝、目が覚めると電灯もテレビも付けっぱなしでノートPCを枕にし、開きっぱなしのエディタには頭でタイプした意味不明の文字が並んでいる。

ロボットの偉いおじさんたち
 出社してから、昼飯を食いながら昨日の日記を更新。デジカメの充電池を確認して取材に出る。アキバのショップをいくつか回ってから、京浜東北線に乗り込みポール・オースター「シティ・オブ・グラス」(角川書店)をパラパラ開く。

 50分ほど掛けて桜木町に到着。駅からパシフィコ横浜へ歩き出すと、いきなりS君とバッタリ。いろいろとロボットネタを話し込みながら延々と歩いて、ROBODEX 2002のプレスプレビューを見る。この手のイベントでは必ず顔を見る人たちだけでなくて、ウチの会社からもさらに3人も来ていた。

 最後の記者会見が終わってから、Fさんと一緒に帰る。みなとみらいの大観覧車を見上げながら、こんな夕暮れ時に夜景を見ながら男2人でひたすらオタ話をするのってどーよ、とつっこみながらも歩く。

▼ROBODEX 2002は、なんだか違和感を感じてしまったのだけど、これは先行公開日だったからかもしれないのでとりあえず感想は保留。

▼PC Watch 開幕前夜! プレスプレビューレポート〜28日よりパシフィコ横浜で開幕
 GAME Watch アニメの世界から抜け出た京商の2足歩行ロボットなど登場

▼マンガはいろいろ読んでいるんだけど、今週はメモを書くこともできない。


2002/3/28(木)

会場の中
ASIMOの操作体験
HRP-1S
▼午前中から今日もROBODEX 2002へ。平日の午前中だけあって行列ができるほどではないが、ソニーやホンダのブースでデモが始まるとかなりの人山ができるくらい。

 二日連続で行ったのは昨日見損ねたHRP-2Pのデモが主目的だったんだけど、デモは一日2回のみで1回目は10:30からですでに終了。2回目は15:30からだがそんな時間まではいられないので結局見られず、HRP-1Sによるフォークリフトのデモを眺めるだけ。も一つ、昨日はほとんど見ていなかったShadow Robot Companyに入り浸って、ホンダブースで一般の応募者にASIMOをジョイパッドで操作させるというムチャクチャうらやましいデモを見てから開場をあとにする。

 アキバに向かってちょっとだけショップを見て回ってから、AXIAのeyeplateを買って編集部に戻る。一通り自慢してから、会社の周りを一周しながらeyeplateを試し撮り。レビュー用のメモをまとめたり、他の画像を整理していると終電になったので帰宅。

▼一般客の様子を見ていると、ソニー・ホンダが人気あるのはともかく、大学系のロボットに意外と注目を集めていた。東京理科大の顔ロボット、早稲田のフルートロボット、東工大のヘビロボットなんかをみんな熱心に見ていた。

▼SDR-4Xの静態展示は、ちょうど僕が見たときも死んでました(笑)。その状態しか見ていなかったので、てっきりそういう展示だとばかり思っていた。

eyeplateの目下のライバルはCheez! SPYZだが、機能面ではCheez! SPYZが上。だけどeyeplateはフラッシュメモリなので電池切れでもデータ消えない。てことで手軽さからいってライトユーザーにはeyeplateの方が良いかもしれない。

▼読書中のスティーブン・レビー『暗号化』(紀伊国屋書店)に乱丁があった。ガ━━(゜Д゜;)━━ン 面白いところなのに。この本はサイモン・シン『暗号解読』(新潮社)のように暗号を網羅したものではなく、コンピュータ時代が始まってからに限っており、なかでもRSA公開鍵暗号にまつわる話しがメイン。この辺に興味がある人にとっては『暗号解読』よりも面白いだろう。

▼PC Watch プレスプレビュームービー〜開幕直前のロボットを11本のムービーで紹介
 日本人は人間型ロボットに浮かれすぎ?〜ROBODEX2002記者会見レポート
 「ROBODEX2002」プレスプレビューレポート Part2〜ソニーの球体ロボ「Q.taro」やジンジャー風ロボ「ロボビーIII」など

▼最近買ったマンガ

・八神ひろき『DEAR BOYS ACT 2(11)』(講談社)
・小花美穂『アンダンテ(2)』(集英社)
・ゆうきまさみ『KUNIE(3)』(小学館)
・槇村さとる『Do Da Dancin'!(4)』(集英社)
・竹下堅次朗『命 I-NO-CHI』(河出書房新社)
・田中政志『ゴン(7)』(講談社)
・ひぐちアサ『ヤサシイワタシ(2)』(講談社)
・吉田基己『恋風(1)』(講談社)
・奥瀬サキ『夜刀の神つかい(5)』(幻冬舎)
・SUEZEN『DEAD SPACE(1)』(幻冬舎)
・駕篭真太郎『パラノイアストリート(3)』(メディアファクトリー)
・うすね正俊『砂ぼうず(10)』(エンターブレイン)
・こがわみさき『でんせつの乙女』(スタジオDNA)

2002/3/29(金)

▼普段通りに目が覚める。ひどく体が重いと思ったら、外は雨。春の雨はなんだか陰気だ。

 まっすぐ出勤して、弁当を食いながら電話連絡。eyeplateをUさんに貸し出してから、メーカーさんの所へ出向く。40分ほど話しを聞いてから、本日もショップ巡り。トータル6時間ほど経過してから、編集部戻り。写真を整理し終わるとちょうど24時。しばし落ちる。

GUNDAM FIX BOX、4月1日から予約受付
 ホビージャパンの今月号にちょこっと載っていたヤツ。

▼PC Watch 厚さ6mmの世界最薄デジカメ「eyeplate」を買ってみました


2002/3/30(土)

▼仮眠から目覚めると午前4時。一通り仕事を終えると午前9時。そこで少しでも寝ればいいものを、余計なことをしてしまい、午後1時から再び取材に出る。

 昨日とはうってかわっての天気の良さに、気持ちよーくなってかえって眠気は飛んでいく。そろそろ眠くなりそうな午後7時を回った当たりで、問題発生。四方八方に手を回したあげくに、うやむやにされてしまう。なんだかまた自己嫌悪になることをしてしまった。ろくにスタンスも定めないままに電話した自分も悪いのだが。

 腹立たしさを紛らすために、腹一杯に肉を食ってから帰社。ついに眠気が吹き出して、ろくにデータも整理しないまま寝てしまう。


2002/3/31(日)

▼日の出前には目を覚ましたが、半分寝たまま作業する。記憶も曖昧で、いったい何時何をしたやら覚えのないまま原稿があがっていく。おかげで、後からボロボロとミスが見つかる。

 日曜日が終わる頃にようやくけりが付き、今期の査定を決める面接をさらっとしてから、また寝る。始発の時間に起き出して、eyeplateを片手にパシャパシャ撮りながら帰宅。

▼2001年下半期はやたらと忙しかった印象があるが、本来の職務とは関係のないことばかりだったので、査定には表われず。次はこれを成果に結びつけないと、さすがにやってられないな。そのためにも企画書と広告か。1ヶ月で500万ページビューが見込めれば何とかゴーサインが出るんだけどなぁ。



| February | Back Number | April |
go Top Page

Copyright © 1998-2002 "buru" All Rights Reserved.

stripe