■2002-08-07(水) [長年日記]
▼ 夏バテか、夏風邪か、クーラー病で、ここ2〜3日ずっと頭痛が張り付いている。ので、しばらく日記も手抜き。とは言いつつ、映画は見てるし、本も読んでいるんだけど。
▼ 上野松坂屋 ロボットステーション2002
基本的におもちゃ屋のイベントみたいだけど、学天則のレプリカがあるらしい。
▼ Hotwired 『デフコン』のセクシーな女性たち
うーむ、どこにでもこういう対立はあるんだな。
▼ 日経BPスペシャルリポート 普及に拍車が掛かる”行政ICカード”
▼ ZDnet 米上院議員がストックオプション改革法案
▼ ZDnet IETF、特許技術についての方針明確化へ
特に、端末操作を担当する職員の不正に関しては詳細な対応が盛り込まれており、公務員のモラルへの懸念の強さをうかがわせている。
朝日新聞政治部記者のセキュリティに関する知識の程が知れる記事。ソーシャルエンジニアリングなんてことばは知らんのだろう。総務省が言うとおり住基ネットが本当にクローズドなネットワークならば、外部との接点は各役所の端末とそれを操作する職員に限られる。ならば、そこにセキュリティの重点を置くのはごく当たり前のことで、ことさら公務員のモラル低下を当てこする必要はない。だからといって、住基ネットのセキュリティが本当に十分なのかは、また別の問題だが。
▼ 財団法人ニューメディア開発協会 ICカードの普及等によるIT整備都市研究事業
住基ネットのICカードシステムを実証研究しているところ。面白いデータがいっぱい。アプリケーション・プログラム・ローディング機能付きIC カードのセキュリティ要求仕様書には、想定される使用目的として
●住民カードとして、各種の行政サービス(印鑑証明書、等)が受けられるカード
●銀行カードとして、預貯金の預け入れ、引き出し、即時決済の出来るカード
●クレジットカードとして、サービスや買い物の後払い決済の出来るカード
●安全なデータ蓄積媒体としての特徴を生かした電子財布用カード
●高度な医療サービスが可能となる医療情報の格納カード
とか明記されている。そして一部地域では実証実験が始まっている。と言うことは、上記の目的ついてはシステムがほぼ完成しているということ。後はこれに遺伝子情報と思想・宗教を加えれば、その人のパーソナリティがほぼ1枚のカードに収まる。保険業界が喜びそうだ。
介護保険に関する社会保険庁のシステムを開発経験のあるプログラマから見た、行政によるデータベースの運用面での問題点。