■2002-08-28(水) [長年日記]
▼ 普段通りに家を出たつもりだったが、池袋をぶらついたり、茶水でエチオピアのゴーヤカレーを食べたり、本屋に寄ったりしていると、気がつくと夕方。あわてて事務所に荷物を置くと、駆け足で取材。細々と作業をして、23時に帰宅。
▼ ガ━━(゜Д゜;)━━ン、bk1の書評を書くと300ポイント進呈というのが7月末で終わっていた。
▼ 今日からディーン・ヘイマー/ピーター・コープランド著(吉田利子 訳)『遺伝子があなたをそうさせる』(草思社)を読み始める。おおお、面白いぞ。この手の遺伝と個人のパーソナリティや行動を結びつけて論じる本にはあんまり良いのがなくって、ペラペラと書店でめくっても大抵買わなかったんだけど、この本は当たり。タイトルに「遺伝子が」とあるが、内容の多くはどちらかというと大脳生理学がメイン。脳内での化学物質の振る舞いが人のどんな気質に関わりがあるか紹介し、さらにその化学物質の多少や、感受性(受容体の多少)を決めるのは遺伝子によると明らかにしている。気質、性格、パーソナリティ、人格といった、これら人の非肉体的な面の知識(心理学や行動生物学かな?)があるともっと面白く読めそうだ。