■2002-10-04(金) [長年日記]
▼ 日記
今週はずっと書店にも寄れずにいたので、出勤途中にジュンク堂を上から下まで一周するウチに、買い物カゴが一杯。また万札が飛んでくなー、と思っていたらクレジットカードのポイントで商品券をもらっていたのを思い出して、現金は千円札が数枚で済んだ。
それにしても、どこのウェブ書店にも在庫がないどころか、書誌データすらまともに載っているところがほとんどない『非接触ICカード・RFIDガイドブック2003』を当たり前のように置いてあるあたり、さすがだジュンク堂。
昼飯にケンタッキーのチキンを買ってから、事務所で買った雑誌をめくりながらかぶりつく。午後一杯は外で取材。晩飯はコンビニでサラダにサンドイッチにその他諸々。ボーっとしながら写真とデータ整理で夜は過ぎる。
▼ 朝日新聞 「拉致事件は考え出された」論文、社民党がHPから削除
何で削除させるかな。もったいない。ああいうのはちゃんと残して、社民党がどういう党なのか、末代までわかるようにしておかなきゃ。インターネットや書籍には見ない、読まない自由というのがあるんだから、自分の意見や一般的な事実にそぐわないからといって安易に削除させるんじゃない。論文の中で拉致被害者の家族を露骨に批判しているのなら削除に同意するのもやぶさかではないが、オウムの上裕の本もそうだけど、せっかくああいったリスクになりうる対象の方からカミングアウトしてくれているのだから、安易にその信号を隠すような真似は、かえって社会にとってリスクが高まるだけだと思うんだけどなぁ。
▼ 最近買った雑誌
『“あなたが丸見え”ICカード「簡単・便利」の落とし穴』という記事が目当てだったけど、買うほどじゃなかった。取材無しで全部ウェブで調べて書いたような感じ。結論部分も住基ネットに話しを持っていって管理行政への危機感を煽っているだけだし。
▼ 最近買った本
浅野正一郎 監修『非接触ICカード・RFIDガイドブック2003』(シーメディア)
フランシス・フクヤマ『人間の終わり』(ダイヤモンド社)
黒崎政男『デジタルを哲学する 時代のテンポに翻弄される〈私〉』(PHP研究所)
小松文子 他著『PKIハンドブック』(ソフトリサーチセンター)
▼ 最近買ったマンガ
ほったゆみ/小畑健『ヒカルの碁(19)』(集英社)
富樫義博『HUNTER×HUNTER(15)』(集英社)
徳弘正也『狂四郎2030(14)』(集英社)
秋重学『學ビノ國(3)』(小学館)
岡崎二郎『アフター0 著者再編集版(5)』(小学館)
岡崎二郎『アフター0 著者再編集版(6)』(小学館)
森恒二『ホーリーランド(4)』(白泉社)