■2004-02-26(木) [長年日記]
▼ 異動
本日、正式に内定が出たのでご報告。4月から某ネットワーク系マガジン編集部に移ることになりました。おそらく本誌ではなく、書籍担当になる予定。<28日訂正・一転して本誌の担当に>
行く気があるかどうか、という話しだけは昨年中に聞かれてはいたんですが、それ以降はまったくなんの連絡もなかったので、てっきり流れたとばかり思っていた。そこへ先週、突然連絡があって、本日正式決定。
つってもなぁ、今までウェブ一筋で紙の編集の経験がない上に、書籍の編集なんていったいどーしたらいいのか見当もつかねーや(笑)。
▼ 西原理恵子の文学性
稲葉先生のところから。インタラクティヴ読書ノート・別館 2月19日
「文壇への乱入者としての西原理恵子」について誰か本気で批評の対象にしてはいないのか。いやマジに。彼女のやっていることはある意味「無頼派私小説」の正当な継承であるかも知れないわけだし、それ以上に彼女の駆使する日本語は、文学的に見て十分検討に値する何事かではないのか。
激しく同意。オレがサイバラ独特の言語感覚をハッキリと意識したのは『恨ミシュラン』の頃だけど、『ちくろ幼稚園』の登場人物・おとうとくんによる「ぷぁー」とかに、すでに片鱗はあったのかも。