■2004-04-16(金) [長年日記]
▼ URL変更のお知らせ
Niftyのサービス変更やら、ドリームネットがOCNに統合されたりとかで、めんどくさいことになってますが、とりあえず旧ドリームネットに置いてある↓のページはそのうち見られなくなると思います。ドコに置こうか考えたけど、とりあえず自宅サーバに待避。
▼ 暇に任せて、いろいろとページを整理していて、旧ドリームネットに置いてあったページに変更のお知らせを載せようと思ったら、FTPにアクセスできなくなっているのに今頃気が付いた。そういえば3月中にそういう作業をやっておくようにというメールが来ていた気がする…。まあいいや。
▼ 自己責任とか何とか
一つだけハッキリしているのは、今回の件を持って政府の責任を追及するのは勘弁して欲しいということ。政府が在外邦人の安全を確保するのは当然の義務だとしても、それ以上の個人的な行動の上での結果にまで政府が責任を持たなければならないということは、すなわち個人的な行動を政府が制限しても良いということにもなる。責任を取らなければならないならば、その行動に干渉するのは当然の義務であり権利だ。その結果、NGO活動やボランティア活動にすら、許可がいるようなことになりかねない。刃物を突きつけられて命乞いをする人間を責めるつもりは毛頭ないが、それを理由に安全な場所から政府の責任を問う人間は、そこまで考えた上でのことなのだろうか。
自作自演説とかその辺のことはおいといて、今回のことで「自己責任」をむやみやたらに振り回すのは勘弁。それと、株価が下がった、下がった、とわめいているが、イラク侵攻が始まった時点でこういったことすら考慮に入れてなかったとしたら、その時点で株取引うんぬんする資格ないでしょ。それこそ「自己責任」だろ。社会的な現象を安易に個人の行動に還元するなよ。これからオレは海外に行くとき、自分自身の安全の他に、家族の気持ちや、会社の名前、日本人としての体面だけじゃなくて、株価のことまで考えなきゃいけねぇのか? 仮にオレが株式会社日本の役員で、オレの犯罪的行動のせいで株式会社日本の株価が下がったとしたら株主代表訴訟を起こされて当然かもしれんが、現実では残念ながらオレは役員じゃないし当然役員報酬だってもらってねぇんだから、そんな責任は取れんわ。
自分の今の生活が、他人の善意にこれっぽっちも頼っていないなんて公言するヤツがいたら、とりあえず殴るぞ。