■2005-06-08（水） [長年日記]
▼ ペンシルロケット
仕事で大手町に行ったついでに、丸の内オアゾのJAXA iに行ってきた。目当てはペンシルロケット。「ペンシルロケットからM-Vロケットまで展」が6月30日まで開かれている。
まあ、モノがモノだけに、極めてジミーな展示で、よほどの宇宙開発・ロケット好きでもなきゃあ、わざわざこれだけを見に行くほどじゃあない。だけど、あんまりメディアでは大きく取り上げられるモノではないので、実物や関連資料をじっくりと見られるのは珍しい。
JAXAのサイトでも「50周年記念・特別連載 ペンシルロケット物語」なんてのが、掲載されていたりする。
しっかし、JAXA iに初めて行ったけど、すっげー存在理由が不明の施設だ。日本の宇宙開発のアピールにしては展示が貧弱だし、資料といってもそんなにそろっているわけでもなし。
まあ、HIロケット用のLE-5エンジンの実物だけでも、確かにスゴイけど。地上燃焼実験に使われたもので、あちこちに傷跡があったりして、なかなかの迫力。一見の価値あり。あのデカさ、金属の質感、パイプの取り回し。見ていてうっとりするぞ。
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