■2006-03-10(金) [長年日記]
▼ サーバーインストール型のRSSリーダ、フレッシュリーダー
最初に書いておくと、この記事はFreshreaderのブロガーライセンスを貰うための記事。でも、レビューとしては至極フツーに書いてるんで、おもしろいと思ったらライセンスのためにクリックしてくれい。
さて本題。むかーしにどこかで、自前でサーバーにインストールできるRSSリーダーないかなー、と書いたことがある。たしか月刊誌でRSSリーダーの紹介記事を載せたときの編集後記だったかな。
BloglinesとかFeedbringerとかはてなRSSとかGoogle Readerとか、ASPタイプのRSSリーダーはいっぱいあるけど、どれも完全に満足いくものじゃなかった。一時期はcybozu.netがその期待に応えてくれるんじゃないかと思ったけど、気がついたらサービス自体を止めてしまった。で、遅いだの、たまに落ちるだの、文句を言いながらも、結局Bloglinesを使っているわけだ。
いやね、ASP型サービスは帯域とかセキュリティだとか、めんどくさいことを考えずに使えるのも確かなんだけど、やっぱり自前のサーバってのは何にするにしてもヒジョーに便利だ。それに、パブリッシュが必要なブログと違って、あくまでも個人的なアプリケーションとして利用するRSSリーダーの場合は、自前でブログをレンタルーサーバーとかで立ち上げるよりは、ハードルは低い。ウェブ上にサーバーを立てなくても、ローカルPCでHTTPサーバを動かしてデスクトップアプリ代わりに使うこともできるしね。
そういうわけで、ようやく登場したサーバーインストール型のRSSリーダーFreshreaderを試してみてるんだけど、自分だけのサーバー型RSSリーダーってのはスイスイ動いていいなあ。UIはBloglines風で、迷うことなく使えるし。タイマーによる自動巡回もできるから、寝てる間も、外出している間も、勝手に巡回してくれる。なので、あとから消されてしまったエントリを読み逃して悔しい思いをするなんてことも減るw
だけど、正直言うとまだBloglinesから完全に移行できていない。いや、RSSリーダーの併用って意味がないからBloglinesしか使っていないっていうのが正しいんだけど。その理由は1個だけで、キーボードオペレーションに対応してないってこと。Bloglinesは、「s」を押すと自動的に次の新着フィードを表示して、「j」でそのフィードの次のアイテムにジャンプする。だから片手をキーボードに乗せておくだけで、ダダダッと流し読みできるから、握り飯片手に昼飯食いながらの巡回が楽チンだ。なので、これヒジョーに重要。
だからFreshreaderへの要望があるとしたら、この1点。これさえ対応していたら、もしかしたらブロガーライセンスなんて貰おうとせずに、フツーに個人ライセンスを買っていたかもw いやでも、UIってそのくらい重要なのよ。