■2003-01-10(金)
▼ のんびりとリブロを眺めてから出社。今週は予定らしい予定もないので、ルーチンをこなすだけになっている。らくちんだ。
午後一杯はゆっくりとショップ取材。デジカメ用のマイクロドライブをPCに刺しっぱなしで忘れてしまい、128MBのスマートメディアしか使えず写真が100枚しか撮れなかった。失敗。
▼ どうもウチの社内から見ている人間が一人いるみたいなんだよなぁ。誰だ? こういうときはNATが恨めしい。IPv6で完全なるEnd to Endを実現すべしなどと、にわかIPv6推進派になってみたくなる。
▼ あ、間違えて昨日の日記を10日付で登録してしまった。もう修正したけど、tDiaryは一度日記を登録すると、内容を削除しても日付だけは残ってしまうようになっている。つまり、表向きはデータを消すことができても内部的には、日記を書いた事実自体が記録され続けてしまうのだ。データファイルを手動で修正すれば完全に消すことはできるのだけど、個人的にはちょっと謎な仕様。
▼ どうやら僕は香港人らしいです。なんでか昔から、あやしいアジア系(非日本人)ブローカーみたいといわれることが多いんだけど、気のせいではなかったみたい。そういえば、アメリカ取材にいったときも、香港の雑誌社の人間に妙になつかれて難儀した事があったけど、これはあんまり関係ないか。
▼ ZDnet バンダイ、“ドラえもん”実現へ米社技術を採用
そういえばエンタテイメントロボットフォーラムではバンダイの人がER1を日本語化して売るかも、といっていたけどそっちはどうなったんだろう?
▼ Game Watch 「ガンダム・パイロット・アカデミー」搭乗レポート〜君は最後までプレイすることができるか!?〜
う〜む、船橋は遠い。
うーん、ビミョーな内容。日米それぞれの法的な状況と、実際の日常の中での有り様をきちんと区別して研究してからじゃないと、ハッキリとは言えないんじゃないだろうか。そういう意味では、細かい具体例を効くインタビューより、日本の印象論を語ってもらった方が面白くなったんじゃないだろうか。ちなみに、「バランス」だけじゃみんなを説得できないかも、というのはレッシグ本人も自覚しているみたいで、ブックファーストの講演でも、最後にちょっとだけそれは認めていた。
▼ PC Watch 【2003 International CES】ソニー安藤社長基調講演レポート
ロボット事業に関してちょっとだけ触れていてる。
AIBOやSDRなどのロボット事業については、「いくら金になるかと、どれくらい夢があるかの2つの方向がある。なぜ、AIBOなんかにそんな金を使えるんだという声もあるだろう。しかし、トヨタがF1に投入する金額などを見れば、大きな投資を行なって、さまざまな蓄積を得ている。人々の感情に訴えるというビジョンを体現するものということでもいい。2、3年といった短い期間のビジネスではなくて、もっと息の長いビジネスだ」と回答した。
■2004-01-10(土)
▼ ルーチンの取材。昼飯はトプカでポークカレー。店長がまだ正月休みらしく、いつもとカレーの味が違う。ハッキリ言って不味い。ここのポークカレーは、さらっとしたスープ上のルーのハズなのに、ジャガイモが煮くずれてドロドロになっている。スパイスの配合も普段と違う。カレーも結構奥が深い。
仕事はいつもより軽め。塚本先生プロデュースのHMDが店頭に並んでいた。さすがに18万円は高い。もっと量産できれば、半額くらいになるんだろうけど。
晩飯は丸五でヒレカツ。揚げる人間がいつもの大将じゃなくて若い人に変わっていたせいか、いつもより硬め。ちょっと残念。食後、事務所に戻って徹夜仕事。
■2006-01-10(火)
▼ Macworld Expo 2006取材
10日はようやくサンフランシスコに来た本来の目的であるMacworld Expo取材。その中でも目当てはスティーブ・ジョブスの基調講演。
Macworld Expoは初めてなので、あらかじめMac系のライターさんに何時くらいから並べばいいのか訪ねたら「7時なら無難」との回答をもらう。それに従って6時起床で会場に向かったら、すでに10人ほどの集団がいた。それが、スタートの9時間際には100人くらいにまでふくれあがった。
初めて生で見たジョブスは、噂通りのカリスマ性。予定時間を15分ほど過ぎても立ち歩き、ざわつく観客だらけの会場に、何のイントロもなしにすーっとステージ左手から現れた。そして、会場が一瞬で静まりかえる。
プレゼンの構成もすばらしく、オレ程度の英語力でも何を伝えたいのかが全部わかる。そして、それにあおられるように会場も盛り上がる。要所々々で歓声や拍手があがる基調講演なんて初めてだ。IT系では久しく感じたことのない熱気が、ここにはまだあった。
そして、お約束の「One more thing...」。うむ満足。
▼ Thanh Longのカニ
アメリカっていうか、ラスベガスでは飯に期待してはいけないのが定説だし、事実、飯の写真は1枚も撮らなかったんだけど、サンフランシスコ最後の夜に食ったカニのことだけは書いておこう。
ベトナム料理の店で1匹丸ごと食ったが、アメリカで食った飯で一番上手かった。地元産のカニをガーリックオイルでローストしたものだけど、このときの写真がないのは、食うのに夢中すぎたのと、オイルまみれでポケットのカメラが取り出せなかったから。
いまだに思い出すだけでよだれが出そうだ。
Before...
△ buru [あ、たださん、わざわざすいません。なんで「削除」がなくて「隠す」だけなんですか? それが前から不思議だったんです。]
△ yuco [http://kitaj.no-ip.com/tDiary-FAQ/rw-cgi.rb?cmd=view;name=..]
△ buru [なるほど。削除機能が追加されないのはそういうわけなんすね。でも、最初に「削除」でなくて「隠す」にした理由はなんだった..]