■2006-01-10(火) [長年日記]
▼ Macworld Expo 2006取材
10日はようやくサンフランシスコに来た本来の目的であるMacworld Expo取材。その中でも目当てはスティーブ・ジョブスの基調講演。
Macworld Expoは初めてなので、あらかじめMac系のライターさんに何時くらいから並べばいいのか訪ねたら「7時なら無難」との回答をもらう。それに従って6時起床で会場に向かったら、すでに10人ほどの集団がいた。それが、スタートの9時間際には100人くらいにまでふくれあがった。
初めて生で見たジョブスは、噂通りのカリスマ性。予定時間を15分ほど過ぎても立ち歩き、ざわつく観客だらけの会場に、何のイントロもなしにすーっとステージ左手から現れた。そして、会場が一瞬で静まりかえる。
プレゼンの構成もすばらしく、オレ程度の英語力でも何を伝えたいのかが全部わかる。そして、それにあおられるように会場も盛り上がる。要所々々で歓声や拍手があがる基調講演なんて初めてだ。IT系では久しく感じたことのない熱気が、ここにはまだあった。
そして、お約束の「One more thing...」。うむ満足。
▼ Thanh Longのカニ
アメリカっていうか、ラスベガスでは飯に期待してはいけないのが定説だし、事実、飯の写真は1枚も撮らなかったんだけど、サンフランシスコ最後の夜に食ったカニのことだけは書いておこう。
ベトナム料理の店で1匹丸ごと食ったが、アメリカで食った飯で一番上手かった。地元産のカニをガーリックオイルでローストしたものだけど、このときの写真がないのは、食うのに夢中すぎたのと、オイルまみれでポケットのカメラが取り出せなかったから。
いまだに思い出すだけでよだれが出そうだ。