■2002-09-17(火)
▼ 日記
3時間ほどで目が覚める。もう少し寝ようとしても、雨音が気になり寝付けず。シャワーを浴びてシャキッと目を覚まし、雨が弱まったのを見計らい家を出る。今日からはL.アンドルーズ/D.ネルキン『人体市場 商品化される臓器・細胞・DNA』(岩波書店)に手をつける。
編集部では、資料を集めて相談して回って、あちこちに電話を掛けたり、久々に編集者らしい仕事で忙しい。こういう日に限って計ったようにご指名の電話が掛かってくるし、それがまた面白そうな話しだったりしてなんだか一日中、動き回っていた。
途中で久しぶりに同期のU氏や、K氏と夕飯を食う。最近、とんと疎くなった社内事情を仕入れるが、聞くに堪えない惨状ばかり。つーか、ウチの経営陣はホントーにバカだったと思い知る。その後も電話に張り付きっぱなし。9時前に一通り片が付いたので、素直に帰宅。
▼ PC Watch デジタルの未来を切り開くのはより進化したシリコンテクノロジーだ
こんなところにセグウェイが登場。
▼ 日経エレ 高温多湿の状況下でLSIが経年劣化,あなたの機器は大丈夫ですか
富士通のHDDリコールは氷山の一角。原因が住友ベークライト製のICパッケージ封入材にあるとしたら、この被害はとんでもなく拡大するおそれがある。
■2005-09-17(土)
▼ Kくんの結婚パーティ
銀座のイタリアンレストランにて、同僚Kくんの結婚式の二次会に出席。前職が大手メーカーの営業ということもあって、かなりの出席者とにぎやかさ。ウチの会社の人間は隅っこでひっそりしていました(笑)。そういう自分は社外の人たちとずっと話していたんですが。
■2009-09-17(木)
▼ 「アイデア」のオタク系デザイン特集がスゴイ
若干、旧聞に属するけどエディトリアルデザインの専門誌『アイデア』が「漫画・アニメ・ライトノベル文化のデザイン」特集を、2009年5月号と9月号の2号に渡って組んでいた。
5月号では『よつばと』でおなじみの「よつばスタジオ」を、9月号では村田蓮爾にフィーチャーして、両者の作品だけでなく、その作品をとりまくエディトリアルデザインを紹介している。なので、単にイラストやキャラクターを使った表象としてのデザインでなく、装丁や造本にまで及ぶアイデアや、キャンペーン全体に及ぶディレクションといったところにまで触れている。
その他の部分でも、タイトルで「漫画・アニメ・ライトノベル」とオタ系メディアを網羅するかように銘打っているだけあって、徹底的にパラノイドじみた網羅性を見せている。LOの表紙だとか、エンターブレインの雑誌やコミックとか、電撃文庫の装丁だとか、この網羅性はスゴイ。それぞれのデザイナーへのミニインタビューも収録されていて、資料性も高い。出版関係の人は一度目を通しておいて損はないと思う。
個人的にやられたと思ったのは、マンガのタイトル・ロゴについて。昔はマンガのタイトルロゴって手書きが当たり前だったのが、だんだんとデザイナーの手にゆだねられるようになっていったが、手塚治虫は最後まで自分の手で描くことにこだわったそうだ。紙面でもすべてではないがかなりの手塚作品のタイトルロゴを収録していて圧巻。
ちなみにアフィリエイトを貼りながらなんだけど、amazon変なプレミア価格が付いているけど、デザイン系に強い書店や大型書店ならまだ在庫があるから、そっちで買うことをお薦めする。