■2003-09-18(木) [長年日記]
▼ 日記
10時起床、のつもりがすでに12時。着替えて家を出るころにはもう1時。一度新宿に出て伊勢丹でクレーム。この間買って丈を直したパンツが右と左で長さが違ったのだ。にしても嘆かわしいのは天下の伊勢丹とはいえ、店員教育のなってなさよ。「どうしましょうか?」じゃねえよ。答えは二つしかないんだから。直すか、新しいのを用意するか。どちらにせよ、こっちに聞くことじゃなくて、向こうがどうするか。何のために決して安くないモノを定価で買っていると思ってるんだ。モノだけでなくて、その裏にあるサービスやら付加価値やらそのほか諸々を含めて売っていると言うことを忘れている。とにかくカチンと来たので「何でもいいから履けるようにしろ」と言い渡す。
カリカリしたまま、一度事務所に向かって問診票を回収してから市ヶ谷に移動。年に一度の健康診断。レントゲン写真を撮って、採尿採血、身長体重やらなんやらかんやら、流れ作業でダダダッとブロイラーの鶏のように検査されて終了。と思ったら、今年から骨密度検査も加わっていた。靴下を脱いで右足をまくり上げると、看護婦のオネーさんがくるぶしにキシロカインゼリー塗りだした。何だかミョーな気分になりかける前に、シダスのインソールの成型器のようなマシンに右足をつっこむようにいわれる(スキーをやる人間にしかわかない例え)。どうやって測定するのかと思っていたら、右足にごくわずかな振動パルスを感じた。どうやら音波で測定している様子。結果はその場ですぐにわかって、値は見事に同年代の平均値にピタリと一致。それを説明してくる看護婦さんが、俺が座っているソファの隣に並んでするものだから、これまたミョーな(以下省略)。
再び事務所にとって返して、定例取材。今週は幕張でWPC、来週は台北でComputexとイベント続きときたものだから、アキバには人も物も見事に皆無。こりゃ当分は暇そうかな。とはいえ、取材ネタが暇なら暇で、他にもやることはいっぱいあるし、できれば幕張には行っておきたいし、塚本先生のところも見に行きたいし、でもそっちに行くと飲み会には行けなくなりそうだし、もう一体どうしたらいいのやら。
23時に仕事を切り上げて、事務所を出る。帰り際にいつものコンビニへ。Oさんに「コレあげる」と写真のブツをいただいてしまう。おお、ラッキー。いくら食玩といえども、大して飲みもしないビールに大枚を叩くのはためらっていたので大助かり。
▼ パナソニック D-snap
D-snapは、メーカーサイドからすれば「お手軽動画ツール」として売り込みたいように見えるんだけど、どう見ても商品ラインナップが微妙というか変なんですよ。一番安いAS10(実売3万円前後)は、一応動画も撮れるけど実際のところはフツーのデジカメで、ソニー CyberShot Uやカシオ EXILIMの対抗機種。D-snapのラインナップとしては浮いている。最上位のAV100は光学10倍ズームも備えていて、形状といいムービーカムの商品ライン。
結局、バラバラの製品をSDメモリカードを売るための戦略として「D-snap」という枠組みをはめてしまったことで、個々の商品の”ウリ”がスポイルされてしまっているんじゃないかなー、と言う気がする。
▼ PC Watch オリンパス、フェラーリレッドのデジカメ「Ferrari DIGITAL MODEL 2003」
ブツ撮りの写真に騙されているのかもしれないけど、カッコイイ!
▼ アサヒコム 体に装着する「ウエアラブル・パソコン」 産官学で開発
ものの話しによると、今年中に大手メーカーからウェアラブルPCが発売されるということなんだけど…。