■2004-04-13(火) [長年日記]
▼ 仕事の引き継ぎは9割方終了。一応、これで心おきなく新部署に異動できることになった。しかし、今度は新部署の方からまったく連絡がない。そういえば、今週はちょうど月末発売の月刊誌は入校の山場か。しばらくは放っておかれそうだな。
▼ 儀礼的無関心というのをちょっと感じた。他人の振る舞いではなくて、自分の振るまいとして。今どきウェブにアングラも何もないだろうに。そういえば、いつぞやのマイナーCPUのファンコミュニティがよく似た感じだったっけ。くわばらくわばら。
▼ 中日新聞 犯行グループは先月設立の連合体か
イラク邦人人質事件で、「サラヤ・ムジャヒディン(戦士旅団)」を名乗る犯人グループと、人質となった北海道千歳市のボランティア高遠菜穂子さん(34)との間に接点があった可能性が浮上した。
▼ 読売新聞 峻別すべき『解放』とイラク政策
人質の家族の言動にも、いささか疑問がある。記者会見で、公然と自衛隊の撤退を求めていることだ。
人質の安全を望むのは、家族として、当然だ。だが、武装グループの脅しに応じ、政府の重要政策の変更まで求めることが、適切と言えるだろうか。
▼ 溜池通信 4月13日
イラク戦争を契機に、世界の反戦運動や過激派の間に「ネットワーク」ができたようだ。そうした動きがイラクの反米勢力と結びつき、一連の外国人誘拐事件を引き起こしているのかもしれない。その中には日本人の過激派もアドバイザー的な立場で参加していて、「自衛隊を撤退させるための日本人誘拐事件」を企画した、と考えてみてはどうだろう。声明文の文章のぎこちなさなど、いろんなことの辻褄が合ってくる。