■2004-10-22(金) [長年日記]
▼ 『人間の本性を考える 上(NHKブックス 1010)』『やわらかな遺伝子』
『人間の本性を考える 上(NHKブックス 1010)』を読了してから、中巻に入る前にほったらかしてあった『やわらかな遺伝子』を読み出す。
冒頭は差異と類似点について。人と人、人と動物、動物と動物、それぞれに違いがあって、それぞれに似たところがある。それはすべて程度の差で、絶対的な違いではない。
ちょっと気になるのが、同じセンセーショナルなテーマを扱いながら、『人間の本性を考える』のスティーブン・ピンカーの方は、非常に用意周到な印象を受けるのに、『やわらかな遺伝子』のほうはちょっとうかつな印象を受ける。訳者の違いから来るものかもしれないけど、とりあえず最後まで読んでみるか。
人間の本性を考える 上(NHKブックス 1010) | |
スティーブン・ピンカー著・山下篤子訳 出版社 日本放送出版協会 発売日 2004.08 価格 ¥ 1,176(¥ 1,120) ISBN 4140910100 bk1で詳しく見る |
やわらかな遺伝子 | |
マット・リドレー著・中村桂子訳・斉藤隆央訳 出版社 紀伊国屋書店 発売日 2004.05 価格 ¥ 2,520(¥ 2,400) ISBN 4314009616 bk1で詳しく見る |