B.M.F.Diary

Think and Feel. Future is mine.

■2006-09-20(水) [長年日記]

GoogleとIPv6

GoogleがIPv6アドレスを大量取得(/32)してIPv6がらみでゴニョゴニョってのは旧聞に入ることだけど、週末に自宅サーバーをチェックしてたら、GoogleのクローラーがIPv6アドレス経由でアクセスしてきてた。

この数ヶ月ほど生ログをまともにチェックしてなかったからいつから来るようになったのかわからないが、IPv6でもクローリングしているのは恐れ入った。

Google自身が公式にIPv6について何かを発表したことはない。だけど、/32という大きなアドレスブロックを取得したのは事実。で、現在のARINのアドレス割り当てポリシーでは、一般企業が社内利用のためだけに/32を取得することはできない。社内ネットワークのためでは/48か/64しか許されず、/32を取得できるのは再配布するプロバイダだけだ。したがって、GoogleはIPv6でISPを始めるか/32を返上するかしかあり得ない、と予測しているひとがいる。

で、もう一つの事実としてあるのが、ヴィント・サーフがGoogleのチーフインターネットエヴァンジェリストだということ。表だってはもっぱら広告塔としての役割しか果たしていないように見えるけど、「インターネットの父」がGoogleに入ってまで何をしているかというと、IPv6のことらしいと「日本の父」が言っていたと漏れ聞いた。

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それにしても、自宅サーバにはOCN IPv6のDDNSサービスでIPv6アドレスとドメイン(http://www.blue.ocnipv6.jp/)を振ってはあるものの、どこにもpingは打ってないから外からわからないはずなんだが、どうやってたどり着いたんだろう? かたっぱしからスキャニングするなんて無理だし。謎だ。

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