■2007-05-04(金) 筑波宇宙センターを見学 [長年日記]
▼ H-IIロケットは大きいけど小さかった
先日ふと「H-II見に行きたい」とつぶやいたら、ひらたさんが反応してくれたので、連休を利用して一緒に筑波宇宙センターまで行ってきた。
車で筑波山に向かってまっすぐ走る道路から、左折して宇宙センターに入ると、ほぼ正面に展示されたH-IIロケットが目に入って、なかなかのインパクト。ロケット本体の脇にブースタも一緒に展示してあって、実際に飛んだときはこんな感じだったんだろうって想像させる。
ただ残念なのが、エンジン部分が取り外されていたのと、周りに街灯だとか立木だとか大きさを比べられるものがすぐそばにあったこと。やっぱりロケットにはノズルが付いていてこそだし、横に倒すと全長が50mでも直径は4mなので小さく見えてしまう。こういうものの演出は、やっぱりアメリカの方が上手いよなあ。
H-IIは屋外にぽんと置いてあるので、誰でも見ることができるんだけど、ちゃんと受付もあって申請しないといけないことになっている。申請すると見学記念のロケットくんステッカーを貰えるので、した方がお得。
筑波宇宙センターにはこのほかにも一般向けの見学コースがあって、歴代の日本の人工衛星のレプリカやホンモノとまったく同じ予備機を見られる。倉庫みたいな建物の中に、ぎっしりと詰め込まれていて、かなり宇宙成分が濃い空間になっている。
地味に面白いのが、国際宇宙ステーションに設置されてる日本の実験モジュール「きぼう」関連の展示。その横にデブリバンパの解説と模擬実験に使った資料が置いてあって、プラネテスとかムーンライトマイルの世界が、ちょっと身近に感じられる。
その他にもいろいろな写真をflickrにアップしておいた。
最後にロケットには関係ないけど、帰りに食べた筑波市内のHi-5というハンバーガーショップはビックリするほど美味しかった。宇宙センターからはちょっと離れているけど、わざわざ食べに行くだけの価値あり。オススメ。