■2007-07-17(火) その名は「修悦体」 [長年日記]
▼ フォントの話し
だいぶ時間が経ってしまったけど、前回の雑誌をWebで公開することについての話しで、フォントのことがすっかり抜けていた。まあ、今さらってこともあるし、正直フォントのことはいろいろめんどくさい話しが多すぎるのでスルーして、違うフォントの話し。
JRの新宿駅を利用している人なら、ここ数年ずーっと工事が続いているのは周知のことだと思うけど、工事現場の壁にカラーテープで貼られた臨時案内もおなじみのはずだ。
手作り感あふれる造作に、大胆にして簡潔、そして懐かしさを感じさせる字体は、その工事風景と相まって、新宿駅構内を昭和30〜40年代にトリップさせるパワーがある。
ネット上でも、この案内のフォントに注目する人たちはいて、いくつものブログのエントリが見つかるんだけど、肝心の制作者については謎のままだった。しかし、ついにその謎を解明した人が登場。それだけでなく、制作者をイベントに呼んで実演までしてもらっている。
詳細は「君は修悦体を知っているか」(SLN:blog*)を見るべし。
いや、とにかく自分で動いて調べるっていうのは大事なんだなぁと再認識。