■2002-07-10(水) [長年日記]
▼ 日記
日中はぽつぽつと雨が降ったり止んだりを繰り返す。ときおり、雨粒が大きくなるので一日中傘が手放せない。
雨の中を今日も外で取材。早くも倦怠感が漂い、夏を前にして夏枯れの雰囲気。業界的に面白い物はまだまだこれから控えているのに、何でこんなに悲壮なんだか。
夕方には切り上げて、事務所で写真整理。メモも一緒にまとめてライターさんにメールで投げようとしたら、度々エラーが起きる。何度も繰り返すうちに時間が掛かり、気が付くと11時手前。
外を見ると台風でザンザン雨降り。風が出てくる前にと、あわてて帰宅。家について風呂に入っているうちに、段々と風が鳴る。
▼ Hotwired 体熱を電力に変える超小型発電装置で、電圧3ボルトを確保
▼ ZDnet Webページ作成者はIEに忠実
▼ PC Watch T・ZONE.、秋葉原にコスプレ喫茶を開店
▼ 読んだマンガ
- 福山庸治『マドモアゼル・モーツァルト』(河出書房新社)
福山庸治がすでに50才を越えているとは驚いた(1950年生まれ)。『臥夢螺館』では気が付かなかったが、確かにこの『マドモアゼル・モーツァルト』では、絵に手塚の影響が色濃く見て取れる。歴史モノの「if」をあつかったマンガとしては大変面白いが、具体的な音楽シーンが少ないのが残念。さそうあきらの『神童』や、ハロルド昨石の『BECK』の様に絵から音が流れてくるような演奏シーンがあれば、より素晴らしいものになっただろう。近寄れず、振り向かれず、報われないサリエリに思わず同情してしまった(笑)。