B.M.F.Diary

Think and Feel. Future is mine.

■2006-01-06(金) [長年日記]

CES取材(4)

開幕2日目。この日も基調講演を2本取材。午前がYahoo!のテリー・セメル、午前がGoogleのラリー・ペイジ。

Yahoo!のテリー・セメルはよく知らないんだが、プレゼンはそつなくこなしていた。トラブルがあって予定のデモができなかったりと不運なところもあったけど、ゲストのトム・クルーズと、初公開のミッションインポシブル3の予告映像で見事に場をしのいでいた。

貴重黒煙が終わってからに外にあるYahoo!のテントに行って、顔見知りのライターさんや広報の人と話していたら、トム・クルーズとケイティ・ホームズがやってきた。黒人のごっついボディガードがにらみをきかせていたけど、どさくさに紛れて接近して撮影。

午後からのGoogle創業者、ラリー・ペイジの基調講演は、いろんな意味で規格外な代物。まず、この手のショウの基調講演は、あんまり一般来場者は来ないでメディアとか関係者ばかりなんだけど、Googleの時はプレスの待機列に並んでいると一般来場者にどこに並べばいいのかしょっちょう聞かれた。Googleの、それもラリー・ペイジの基調講演がそれだけ珍しいってこと、Googleへの注目度が高いってことか。そして、会場に入るとすべての席にノベルティが置かれていた。基調講演でノベルティが配られたのなんて初めてだ。

講演自体はふつうに淡々と進めていった。ラリー・ペイジのしゃべりは、あまり上手くない。ボソボソとした話し方なので、非常に聞き取りづらいが、なぜか妙に引きつけるものがあった。ハリウッドからのゲストはロビン・ウイリアムズ。「脳みそがGoogleに直結された人間」という設定で、むちゃくちゃなジョークを飛ばしまくって大ウケ。

ラッキーだったのは、基調講演のあとに少数のメディアだけをあつめたインタビューに参加できたこと。会見形式じゃなくて小さな部屋で車座になって雑談のような感じだったので、ネイティブスピーカーの勢いに負けてろくに質問はできなかったけど、まあ滅多にできない経験ができた。ラリーと握手もできたし。

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