B.M.F.Diary

Think and Feel. Future is mine.

■2003-01-03(金)

 2日の昼間に正月の救急指定病院に行ってきた。過去に39度を超える熱は2回ほど経験があったけど、どちらも3日間とにかく布団にくるまって汗をかくうちに治っていたが、今回はとうとう道の4日目に突入。解熱剤に飲んでいたバファリンの効いている時間も短くなってきたしまったので。

案の定、インフルエンザとの診断だったのだけど、もう峠は越したとのことで抗ウイルス薬は処方されずに、症状を抑える感冒薬だけ。やはり、インフルエンザだと思ったらすぐ医者にかかるべきなんだな。

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 とりあえず、処方された薬を飲み続けて症状はだいぶ楽になった。しかし、丸5日も寝込んだため、例年以上に寂しい正月だったな。それよりも、年末にするつもりだった大掃除がまったくできていないことの方が問題なんだけど。さてどうしよう。

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 忘れていましたが、新年あけましておめでとうございます。昨年中は、いろんな方にお世話になり、いろんな出来事がありました。個人的には、ますます本を買う量が増え、パソコンから興味を失い、しょうもないことばかりしていた気がします。たぶん、今年もこの傾向は変わらないでしょう。また一年間どうぞよろしくお願いします。

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 そういえば仕事納めの時、筋はきちんと通せとついに釘を刺されてしまった。あ〜、会社ってこうやってつまんなくなっていくのかぁ。

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■2006-01-03(火)

CES 2006取材(1)

新年早々のCES&Macword Expo取材を言い渡され、松も取れぬうちから10日間の米国出張に行ってきた。

今回の宿はSAHARA HOTEL。ラスベガスのホテルでは中の下と行ったところだけど、CESのメイン会場へはモノレールで5分。歩いて15分くらいという便の良さ。

数年ぶりのラスベガスは新しいホテルが建っていたり、モノレールができていたりと、見た目はいろいろ替わっていたけど、相変わらず街全体がテーマパークみたいな変なところだ。

今回はWeb媒体ではなくて月刊誌の仕事なので、毎日のように原稿書きに追われずに済んだのと、飛行機の都合でだいぶゆったりとしたスケジュールが組めたので、ちょっとした観光もできた。

なので、ストラトスタワーに上ったり、Fashion Show Mallをぶらついたり。あと接待みたいなこともしたので、高いけど美味い飯を食えたり。

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■2007-01-03(水)

ダーウィンの悪夢

さて「ダーウィンの悪夢」。

いまさら知らぬ人も少ないでしょう。知らない人は、知ってください。知った人は、見に行ってください。見に行った人は、考えてください。そのさきはまかせます。たぶん考えても、すぐにはどうしようもないですから。

映画は淡々と進んでいきます。絵的にショッキングなシーンはほとんどない。ただただ、貧困と、それによる病と、そして不幸が写されている。数分ごとに流れる輸送機の爆音が、不快感を強調する。紛れもなくスクリーンに広がるのは地獄です。

どうしたらいいんだろう。

たとえば、ナイルパーチをボイコットする。だけどそれはタンザニアの数少ない産業の一つを壊すことになる。ヴィクトリア湖の周りには地獄がある。だが、そこを中心にした産業がすで出来ている。魚を捕って売ることで生計を立てる人。清潔な工場での労働。ナイルパーチはこれらの人を支えている。ナイルパーチをボイコットすれば、地獄はもっと大きくなるだけ。

背後に問題を抱えている商品をボイコットするのは簡単だ。だが時にそれは、単なる逃避となる。原罪からの逃避。そして逃避は甘美だ。

「紛争ダイヤ」という言葉がある。アメリカでは今、目立つ宝石を身につけていると、紛争ダイヤかどうか聞かれるという。そして「綺麗なダイヤ」を身につけることを誇る。紛争ダイヤであれ、そうでないものであれ「ダイヤを身につける」という行為そのものが、根本にあることを忘れたまま、甘美な逃避をむさぼる。

考えてください。

もうすでに、止めることは出来ません。止めても無駄でしょう。また新しく動き出すだけです。そのとき、地獄の方にいるのか、そうでないのかは、運次第です。でも、実際には止めることはムリでしょうけど。

でも、知ってください。見続けてください。そして考えてください。もう、それしか方法はないんです。

ここから一人で降りることは簡単です。実際にそうしている人たちもいます。でも、全員で降りることはできません。もうムリなんです。それをするには遅すぎました。そして問題が解決可能なうちに、気がつくことなんて滅多にないんです。

だから、考え続けてください。

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■2008-01-03(木) 楽しいデジカメ

GR DIGITAL IIは楽しい

仕事が詰まってきた12月に、勢いで買ってしまったリコー GR DIGITAL II

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前の会社を辞めるとき、ほとんど私物化していたEOS Kiss Digital Xを返却してしまってから、ビミョーにカメラ欠乏症になってしまい、カメラ分飢えていた。やっぱり“いいカメラ”ってのは、写真を撮ること自体を楽しくしてくれる。一眼レフをしばらく使ってみて、そのことを深く実感した。

で、そんな折に発売されたのがリコーのGR DIGITAL II。初代GR DIGITALの時点ですでに評価の定まった機種だけど、記者の仕事で使うには単焦点だとちょっと不都合なので手を出さずにいた。が、そんな縛りもなくなって、純粋に“写真を撮る”ためだけにカメラを1台持つのもいいかな、というのが買うにあたっての自分への言い訳のひとつ。

RICOH デジタルカメラ GR DIGITALII 1000万画素 GRDIGITALII

いやー、ホントに撮るのが楽しいなぁ。軽くて気軽に持ち歩けるのが楽しい。正方形の画作りが楽しい。モノクロが楽しい。水準器で水平を簡単に出せるのが楽しい。設定を簡単に変えられるのが楽しい。手に触ったモノとしての感触が楽しい。

一眼レフが持っている写真を撮る楽しみに、もっと気軽に扱える要素が加わっている。おかげで、毎日持ち歩いて、打合せなんかで出かけた先で、パチパチ撮りまくっている。

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ああ、もっとたくさん写真が撮りたいなぁ。

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