■2002-11-28(木) [長年日記]
▼ 日記
某メーカーの広報氏からのTelで起きる。今日編集部に顔を出すというので、とりあえず出社。しかし、待てど暮らせど来ず。業を煮やして事務所に移動してから、某メーカーに出向く。と、今日は行くのを止めたとのこと。そうならそうと行ってくれぃ。そりゃこっちも時間があるかわからんとは言ったけど。
▼ 東アジア共通交通カードは、札幌の人に直接研究会のメンバーを紹介してもらった方が良いかもしれませんね。
▼ うーむ、フランス語はさっぱりとわからんぞ。
- このところの出版不況でウチも厳しくて…
うーん、ありきたりだなぁ - 実は先日退職しまして…
すぐバレるウソは止めておこう - 実はあの名刺は偽物でして…
面白いけど、騒ぎになりそうだ - 実はウチの書籍部門が廃止に…
シャレにならん - めんどくさいなぁ…
刺されそうだな
▼ インターネットはコミュニティなのかメディアなのか。僕の感覚では、インターネットはコミュニティを構築するツールであって、しきいの低いメディアでしかない。つまりサイバースペースなんて物は存在しないのだ。ネット上に散在するのは人、物、事によって生じたあらゆるデータであって、その一部の濃度の濃い揺らぎがコミュニティなり、何らかの空間を構成しているように見えるだけなのだ。つまりコミュニティはあくまでも現実世界に存在し、それを維持するために必要なコミュニケーションが主にネットを通じて行なわれているわけだ。かといって、決してネットワークが空間的な広がりを持たないと言うわけではなく、World Wide Web上に広がるサイト群は立体的な空間を構成しているかのように感じることは多い。
▼ コモンズ
第1部の最後まで(第5章と第6章)読了。
第5章では、唐突に電波の話しが始まる。無線通信のデジタル化によって「スペクトラム拡散」という技術が可能になり、無線通信が新たなコモンズになる可能性を提示する。
最後の第6章では第1部のまとめ。リソースにはいくつかの種類があり、おおざっぱにいうと管理した方が良いものと、管理するとダメになるものがあるとする。
「コモンズ」私は昨日、遠出の取材があったので8章まで行きました。今週末には読み終えそうです。全体的な感想と「インターネットはコミュニティなのかメディア」についてはまた。
刺してやる(笑)。いえ、その節は大変失礼いたしました。
いえいえ、こちらこそ失礼いたしました。ところで、僕のイメージではyomoyomoさんの書く文章と実際の人物像は結構一致していましたよ。